母国語じゃないから歌える!?セクシーな歌詞

この子達がこんな歌詞を歌っちゃうのか!

今回紹介するのは、BAND-MAIDの「Don't let me down」です。全編英詞になります。

これは英語が分かる人にとったら、セクシー過ぎて笑っちゃうレベル歌詞。親御さんからクレームが入りそうな内容です......。

作詞者も日本人だから書けたし、歌っているのも英語を話さない日本人だから平気で歌えるのでしょう。

この内容を、若い女の子達がガンガンのハードロックで(しかもメイド姿で)歌うので、ギャップ萌えもいい所。

全編英詞なのは、ビジュアルと歌詞の両面から全世界のこういう趣味の人を取り込もうという作戦なのかもしれません。

【Don’t let me down/BAND-MAID】本当は超セクシーな歌詞だった?!MVも紹介の画像

歌詞のセクシーさはマドンナより直球

90年代に物議を醸したマドンナの歌詞より過激過ぎる!

じゃあ今回の曲の歌詞がどれ程セクシーかと言うと、1980年〜1990年代にセックスシンボルとして君臨したマドンナ以上ですね。

マドンナは、1992年にセクシュアリティを全面に押し出した「Erotica(エロティカ)」というアルバムを、これまたセクシーな写真集とほぼ同時期に発売しているんです。

当然歌詞もセクシーな内容を歌っている訳ですが、あくまでそれは英語ネイティブだから適切な比喩を交えて書かれています。でも、日本人って逆にそういうのがないじゃないですか。

マドンナのアルバムのジャケットには、親御さん向けに「強い言葉とセクシャルな表現に注意」の表記も付いているんですが、BAND-MAIDのジャケットにはありません。

では、一体どんな事が歌われているのでしょうか。今回は全て和訳してみます!

あくまで原文に忠実に、英語が完璧でない所は意訳という形で訳して行きます。

【Don’t let me down/BAND-MAID】本当は超セクシーな歌詞だった?!MVも紹介の画像

過激な歌詞を和訳

Aメロはいきなりショッキング

You make me so wet
I always get what I want
I've been waiting for you in the cave

You say I've been very bad
Maybe I should spank you baby
Anyway you're gonna be my slave

出典: Don't let me down/作詞:徳永暁人 作曲:徳永暁人

タイトルの「Don't let me down」は「がっかりさせないで」という意味。タイトルだけなら、まぁこんな歌もあるかな、という印象なのですが......。

激しいドラムエレキギターのサウンドからは、想像もできないような歌詞が始まります。こんな若い女の子が恥ずかし気もなく出だしから直球です。

[和訳]

あなたの前ではいつも濡れるの

私はいつだって私は欲しい物を手に入れる

ずっと穴の中で待っているんだから

あなたは(そんな私を)悪い子だって言うのね

あなたのお尻をぶつべきなのかも

とにかくあなたは私の奴隷なのよ

Bメロもさらに際どい歌詞......

Heaven and Hell's gonna turn over topsy-turvy
I know you wanna give it to me
Deeper and deeper and faster and faster delight
Your body is mine tonight

出典: Don't let me down/作詞:徳永暁人 作曲:徳永暁人

[和訳]

天国と地獄が真逆になっちゃう

ねぇ 私にあげたいって思ってるでしょう

より深く深く より速く速く 

今夜あなたの体は私のものよ

topsy-turvyというのは、「あべこべ」「上下がひっくり返る」という意味です。faster の後に「delight(嬉しさ・喜び)」という単語も入っています。

まぁ、とにかく相手からもらえれば嬉しいという事を歌っているBメロです。

J-POPとハードロックが混ざったサビ

Don't let me down
Don't let me down
'Cause our love is gone away
Don't let me down
Don't let me down
'Cause our love is gone away
Ah hold me tight

出典: Don't let me down/作詞:徳永暁人 作曲:徳永暁人

ここからサビに入ります。MVではメイド姿のメンバーが都内を激走していて、何が何だかカオスで分かりません。

ここのサビは、ハードロックというよりJ-POPに近いメロディライン。だからちょっと親しみやすさも感じますね。

歌詞も、ちょっとセクシーさはトーンダウンして多少ハラハラせずに聴いていられます。

[和訳]

がっかりさせないで

がっかりさせないで

私達の愛はもうないんだから

(この3行をリピート)

あぁ 私をしっかり抱いてよ

*ちょっと時制がおかしい気もしますね......。

3行目は「'Cause」を取って「(Don't say)Our love has already gone(私達の愛はもうなくなったなんて言わないでよ)」等にした方が自然な感じもします。

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