2000年代最強のガールズバンド
徳島出身の本格派
橋本絵莉子(ボーカル・ギター)
福岡晃子(ベース・コーラス)
高橋久美子(ドラム・コーラス)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/チャットモンチー
デビュー時からその音楽性は高く評価され、殆どの曲の作曲を手がける橋本絵莉子のソングライターとしての才能にも注目が集まりました。
2006年には「シャングリラ」が初のトップ10ヒットとなり、その名前はロックファンのみならず広く知られるようになりました。
歌詞はメンバー3人全員が書いていましたが、同世代の女性の共感を得るような繊細なラブソングからシュールな設定のものまで幅広い世界観を持っています。
チャットモンチーはミュージシャンからも高い評価を得るその音楽性、そして人気・実力ともに2000年代を代表するガールズバンドなのです。
自由な音楽性
順調そのものだったチャットモンチーの活動に転機が訪れたのは2011年のことです。
ドラムの高橋久美子が作家・作詞家としての活動に専念するためにバンドを脱退したのです。
強い絆を持ち、絶対的な一枚岩と思われていたチャットモンチーだけに、ファンもショックを受けました。
しかし、チャットモンチーの生命力は予想以上だったのです。
新しいメンバーを入れることなく、橋本絵莉子と福岡晃子の2人だけで活動を続けることにしたのです。
驚きだったのはライブでもサポートを入れず、2人だけでステージに立ったことです。
時には打ち込みのドラムを用いたり、ベースやギターを曲ごとどころか演奏中に持ち替えながら、演奏したのです。
そのアクロバティックな演奏は、まさに彼女らの自由な発想によるものでした。
その後はサポートメンバーを加えても活動していますが、その自由な音楽世界はますます独自の個性を強めています。
最近リリースされたチャットモンチーのトリビュートアルバムでは、様々なアーティストやバンドが彼女らの曲をカバーしています。
チャットモンチーがいかに同業のアーティストたちからリスペクトされているかがよくわかる内容になっています。
ぜひ、こちらもチェックしてみて下さい。
「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」
映画の主題歌!
「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」は、チャットモンチー通算7枚目のシングルとして2008年2月27日にリリースされました。
オリコンシングルチャートでは11位を記録しています。
脚本は『TIGER &BUNNY』、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』などで知られる西田征史です。
記憶障害を持つ主人公が学生プロレスを通じて生きる希望を見出していくという青春映画でした。
作詞の高橋久美子は映画の試写を見て、一度完成させた歌詞を書き直したそうです。
収録アルバム
「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」は、2009年3月4日にリリースされた4枚目のアルバム『告白』に収録されています。
このアルバムに収録されたシングル曲の中では一番最初にリリースされた曲になります。
その後、高橋久美子在籍時のベスト盤となる『チャットモンチーBEST~2005-2011~』にも収録されました。
PVに注目
歌詞をチェック
それでは、「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」の歌詞を見ていきましょう。