「Goodtime」はリード曲

【Goodtime/SALU】歌詞の意味を解説!毎日の小さな幸せを見つけたくなる前向きな一曲!の画像

「Goodtime」は、SALUの2ndアルバム「COMEDY」に収録されているリード曲です。

いわゆるリード曲とは、アルバムの中で最も一押しの1曲。つまりメインの楽曲という事。

大体トップやアルバム前半に入っている事が多いと思っていたのですが、今回は6曲目に入っています。

全12曲入りのアルバム、ど真ん中に配置されたこの楽曲。何か意図があるのでしょうか?

それでは歌詞と一緒に楽曲を掘り下げていきましょう!

はっとさせられる問いかけ

たまに考える何がやりたい?
要らない物に囲まれる時代
近づいたと思ったら遠のく
近くて遠いね また振るダイス

出典: Goodtime/作詞:SALU 作曲:BACHLOGIC

1行目の歌詞自分自身への問いかけでしょうか。

なぜか自分に言われているような気がして、ドキッとしてしまいました。

何がやりたい?って当たり前の事なのに、なかなか考える機会はないと思います。

日々に忙殺され、これが普通なんだと思ってただ過ごしている毎日。

2行目の歌詞も、すばり言い当てていてはっとさせられます。

よくよく考えたら毎日って不要な物に囲まれている気がします。

通勤通学の時間。メイクしてきちんとした格好して、決まった時間決まった場所へ行く。

そんな日常に、SALU突然突っ込みを入れてきたようにも感じてしまいました。

「あなたはそれでいいの?」と。

ゆるやかなメロディと確信をつく歌詞

はっとさせられたからと言って、真剣に思い悩んでしまう感じはしません。

それはきっと、ゆるやかなアップテンポのメロディに乗っているからだと思います。

HIPHOPというより、カフェでまったりしている時のBGMという感じです。

クラブで聴くよりも、晴れた日の昼間に聴きたいですね。

くつろいでいる時に、ふと「そういえば何がしたいんだろう?」と大事な事に気が付いた。そんな感じ。

答えを引き出してくれます

表は後悔の裏にSo Nice
どうせ僕は蟻みたいな存在
好きな人と聴く好きなMUSIC
好きな場所がこの世界の中心
言ったはずだそう人生は映画
主演は君と僕さ

出典: Goodtime/作詞:SALU 作曲:BACHLOGIC

蟻って…

2行目の歌詞では自分の事を虫のように小さな存在と言ってしまっています。

こんなに軽く言われると、妙に納得してしまいます。

しかし、「何がしたい?」と問いかけられたからと言って、すぐに答えは出ません

不要だからと言って、すぐに放棄できるわけでもない。

やりたいというよりもやらないといけない事がいっぱいで…。

深く考えこんでしまいそうになりますが、SALUの歌詞は前向きにさらっと流してくれます

好きな事とか幸せな事、身近にいっぱいあるじゃん、と教えてくれたのです。

好きな事、人、それが正義です

Goodtimeの見つけ方

いつだってGoodtime
どう取るかが問題
そういつもGoodtime
それ自分がどう受け取るかだろ?
ほんの小さなことで幸せになれるのに
何が僕らの 足枷?
Hi New World
(What? Its All About You Baby)
Hi New World
(What? Its All About Money)
窓から入る風に押されて
飛び出せば
(What? 君どこ行きたい?)
簡単
(What? 君何がしたい?)

出典: Goodtime/作詞:SALU 作曲:BACHLOGIC

サビでは全てが解決してくれます。

見方を変えれば、物事は全然違って見えるという事を教えてくれます。

嫌な事ばかりにフォーカスするのはもうやめて、見逃していた幸せを見つけようと。

その幸せの見つけ方はとても簡単で、何したいか?どこに行きたいか?だけ考えればいいよ、と。

決して押しつけがましいわけではなく、爽快なメロディに乗せて気が付かせてくれるのです。

なんだか心がふわーっと軽くなっていきます。

この歌詞を聴いただけで、今がGoodtimeだったという事にも気が付きます。

いや、Goodtimeに変わったという感じでしょうか。

SALUらしい言葉

この街には溢れてる可能性
その内いくつが返せばFAKE?
フェイクファー纏って続ける狩り
ただ獲物は男と商品へ
外枠に縛られないでいい
行きたいところへ行けばいい
やりたいように
やってみればいいじゃん?
言いたい奴には言わせておけばいい

出典: Goodtime/作詞:SALU 作曲:BACHLOGIC