アニメ「僕のヒーローアカデミア」ED曲
緑黄色社会が放つ渾身の1曲「Shout Baby」。
フジテレビで放送されたTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」のエンディング曲で、リョクシャカ初のアニメタイアップ作品です。
作詞はボーカルの長屋晴子。
MVには彼女がこの曲を力強く歌う様子が映されています。
MVはこちら
MVは歌詞付きで作成されており、「Shout Baby」が歌詞に重きを置いた曲であることがわかります。
では一体、この曲の歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか。
歌詞を詳しく見ながら解説していきたいと思います。
過去の自分との比較
主人公にとっての"あいつ"
いつもと違う髪のにおい
踊らされてしまう悔しいな
緩んでしまう口元 マフラーにそっと沈めた
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
この曲中には度々”あいつ”という単語が登場します。
この”あいつ”というのは、主人公の憧れの存在。
つまりヒーローなのです。
このパートではそんな”あいつ”のちょっとした変化に気づき、心を揺さぶられている様子が描かれています。
堂々と彼にその想いを伝えないのはなぜなのでしょうか。
それは曲が進むと共に少しずつ解明されていきます。
子供の頃と今
いつから私こんな風に 我慢強くなれていたんだろう
子供の頃から泣き虫だって馬鹿にされたのに
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
主人公が小さいころ弱かったことが描かれています。
いつからこんなに変われたのだろうという歌詞から、子供の頃よりも強くなれたと実感しているようです。
その原因は”あいつ”。
”あいつ”に出会えたことで少しずつ変わっているのです。
叫びたいのに叫べない想い
内緒にしていてね なんて残酷な言葉 叫び声霞んでく
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子
主人公は変わりたいという強い想いを抱いているにも関わらず、口にすることが出来ません。
なぜなら、それを秘密にしておかなければ生きづらいから。
そうして生きていきなさいと誰かに言われたことがあるのかもしれません。
想いを叫んでしまいたいのに、その言葉は口から出ることなく霞んでいきます。
憧れの存在との距離
ありふれてるはずの未来には遠くて
出典: Shout Baby/作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子