東日本大震災後にリリースされた「小さな生き物」

こちらの写真は地震と津波によってほとんどの松が倒れてしまった中、1本だけ残っていた"奇跡の一本松"です。

2011年3月11日、未曽有の大地震が日本を襲いました。この地震では最大40mもの津波も発生。それまでには考えられなかった程の人々が命を落とし、家や学校・職場を失いました。

これが後に「東日本大震災」と名付けられた地震です。アーティストならずとも、日本に関わるすべての人が心に傷を負った出来事と言っても過言ではありません。

スピッツのボーカル草野マサムネさんはこの地震を受け急性ストレス障害を発症。予定していたツアーの一部を中止することとなりました。

なぜ突然こんな話を?と思われるかもしれませんね。

実は「小さな生き物」は東日本大震災の後に初めてスピッツがリリースしたアルバムなんです。

このアルバムは東日本大震災の影響を受けているというメンバーの発言もあるそうですし、表題曲「小さな生き物」が東日本大震災の影響を受けていないとは思えません。

"奇跡の一本松"と同じく、楽曲「小さな生き物」が希望を与えてくれるのは、震災に衝撃を受けたすべての人に対してなのではないか。私にはそう思えます。

まとめ

時に人の力は弱く、大きな出来事の前では、おのれの小ささや無力さに苛まれます。

だけど、私たちは生きている物。人間という生き物です。

時間はかかるかもしれませんが、いつか必ず希望に向かって一歩を踏み出すことができます。

一人一人の力は小さいかもしれないけれど、寄り添い合って生きていくという方法があります。

立ち直れないほどに傷つき、悲しみに襲われて"もう歩けない…"と心が折れた時は、スピッツの「小さな生き物」を思い出してくださいね。

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