米津玄師
1991年生まれ、2017年現在若干26歳のシンガーソングライター、米津玄師。ちなみにこの変わった名前、本名だそう。
10代の頃から「ハチ」という名前を使ってニコニコ動画に音楽を発表していた彼は、2013年5月、「サンタマリア」をリリースしデビューを果たします。
ハチ
合成音声VOCALOIDの初音ミクなどを使って発表するその音楽は、たたみかけるようなライムと激しいメロディから絶大な人気を獲得します。
その人気はニコニコ動画にとどまらず、他の動画再生サイトでも高い人気を獲得しました。
そしてその名前は、コアな音楽ファンには知られるところとなります。
タイアップ
テレビ出演や雑誌への掲載など、メディア露出をほとんどしないことや、ニコニコ動画出身ということでデビュー当初は若い世代にしか受け入れられていなかった米津玄師。
しかし少しずつタイアップを増やし、知名度が上がってきたことで、社会が彼の才能に気付き始めました。
LOSER
筆者が特に、この楽曲で世間は米津玄師にひれ伏したな、と感じるのはこの楽曲。
MVで披露したダンスのクールさはもちろんのこと、日本語の格好良さと薄暗さを最大限に生かした、いわば“根暗DOPE”なこのナンバーの衝撃は、今でもよく覚えています。
ペトリコール
タイトル
タイトルの意味は「長い間日照りが続いた後の最初の雨に伴う独特の香り」。
いわゆる雨の匂いです。
埃っぽいのに湿ったあの香り、名前があったんですね。
1964年に発表された論文に記載されていた造語なんだとか。
米津さん、本当に物知りですよね…。