CMソングにもなった「STAY GOLD」とは

Aqua Timez【STAY GOLD】歌詞の意味を徹底解説!声を絞って歌う姿が勇気をくれるの画像

Aqua Timezの「STAY GOLD」を知っていますか?

一見明るいメロディですが、切ない歌詞と背中を押してくれる歌声が印象的な楽曲です。

曲名は知らなくても、明るくも切ないこの曲を聞いたら分かる方もいらっしゃるかもしれませんね。

「STAY GOLD」は大手学習塾の代々木ゼミナールのCMソングに起用されました。

3rdアルバム「歌い去りし花」に収録されていますが、シングルで先行リリースされたことがありました。

「STAY GOLD」のシングルは限定生産盤で、しかもその数はたったの3万枚!

そんな曲の歌詞に込められたエール。

それは一体どのようなものなのでしょうか?

「STAY GOLD」のフルPVはこちらとなります。

薄暗い場所に金色に輝くライトや炎など、温かみや熱が印象的な動画となっています。

「どんな曲なんだろう?」と興味を持たれましたら、是非ご覧くださいね!

人生で誰もが足掻いたことのある苦悩

みんなちがって みんな似ている

君はその手の甲で いくつの涙を拭ってきたの
人として 正しい弱さを授かって
まぶたの裏の 風景はそれぞれだから
みんなちがっていい そしてみんなどっかで似ている

出典: STAY GOLD/歌詞:太志 作詞:太志

歌い出しの歌詞は、誰もが悩んだ覚えのあることではないでしょうか。

人には皆弱さがあり、絶対無敵の人間なんていません。

弱点があることは間違ったことではなく、むしろ皆当たり前に持っている正しい要素なのです。

それでも、人はその弱さに嘆き苦しみます。

他人の強さや長所を見て羨ましいとねたんだり、悲しくて泣いたりすることもあるでしょう。

しかし、人によってその弱さはまちまち。

皆違う強さと弱さを持っていて、違っていて良いのです。

一方で皆違っていますが、皆同じ人間でもあります。

どんなすごい人でもどこか自分と似ていたり、同じだったりする要素は何かしらあるのでしょう。

がんじがらめな心

ずるくて 優しくて 誰かに振り向いてほしくて 夢を捨てられなくて

出典: STAY GOLD/歌詞:太志 作詞:太志

卑怯な自分と、苦しみにもがく心の奥底にある本音。

きっとやりたいことがあるのですね。

しかし、なかなかそれができない。

できないからって諦められずにいる自分。

大きな目標の前で立ちすくんでしまったり、変わりたいのになかなか変われなかったり。

表面にある自分と内面の自分が一致しない。

この歌詞のような感覚になることは誰にでもあるでしょう。

人は自然と誰かを愛する

鳥が空を渡るように 風が花を揺らすように 人は人を愛するとゆうこと
日が昇って沈むように 波が寄せて返すように 何度も 何度も 繰り返し愛を叫ぶの

出典: STAY GOLD/歌詞:太志 作詞:太志

サビは鬱屈に閉じ込められた心の場面から一転します。

歌詞に書かれた自然の生き物や現象は、私たちが当たり前に感じて気にも留めない事柄です。

それと同じように、人間は誰かを愛し、常に愛を声高に求めている。

私達にそんな自覚はなくても、もしかしたら無意識にやっていることなのかもしれません。

無意識にやっているということは、自然にやっているということです。

苦しんで苦しんで、ある時はっと我に返った時に気が付くことはある筈です。

この歌詞では、それが愛であり、人を愛することだとしているのでしょう。

試練という名の山

代償