【米津玄師/心像放映】歌詞を徹底解釈！心が見えたらいいのに…と願う切ない歌詞の世界に触れてみよう

最後のサビになって「放映」の本来の意味がでてきます。

「古いテレビ」。

おそらくこの歌詞を作るにあたって、米津玄師はこの言葉が頭にあったのかもしれませんね。

「古いテレビ」から連想していき、それにつながる言葉が生みだされていく。

創造する人の思考回路が少しだけ分かったような気がします。

この「古いテレビ」という言葉も象徴的ですね。

「古いテレビ」を介して「あなた」と交信する。

主人公の繊細な心の動きが分かる箇所です。

ここで、今回紹介した『心像放映』のような、漢字四文字のタイトル曲を紹介したいと思います。

もちろんどれもオススメ曲ばかりです。

はじめは、ファンキーな曲調が多い森広隆。

『ゼロ地点』や『エレンディラ』が代表作です。

『並立概念』はアコースティックナンバー。

ゆっくりとエモーショナルに歌いあげるボーカルに注目して聴いてください！

俳優森繁久彌が作詞作曲し、加藤登紀子がヒットさせたことで有名な『知床旅情』。

壮大な北海道の息吹を肌で感じられる曲です。

森繁久彌は俳優業だけではなく、歌手としても活躍していたんですね！

俳優、歌手の他にもコメディアン、エッセイストと多種多様な活動をこなしていた彼。

シンプルな歌詞ですが、聴く人を惹きつけてやみません。

いかがでしたでしょうか？

今回は米津玄師の『心像放映』を解説しました。

「心像」とはイメージ。

「放映」は心を解き放つこと。

本来の意味が歌詞の最後に登場しますね。

「窮屈な心を解き放ちたい」主人公。

「あなた」はその助けをしていてくれたようです。

頑なだった主人公の心は、古いテレビにそれを映すことによって自由になれたのでしょうか？

「OTOKAKE」では米津玄師のアルバム「diorama」収録曲の記事を掲載しています。

リンクを貼りますので、ぜひこちらもご覧になってくださいね！