ありがとう
見つけてくれて ありがとう
受け止めてくれて ありがとう
愛してくれて ありがとう

ありがとう
覚えててくれて ありがとう
受け入れてくれて ありがとう
大切をくれて ありがとう

出典: ありがとう/作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太

SUPER BEAVERは高校の先輩後輩だったので、友達同士でバンドやろうよ!と簡単にバンドを組めたわけでは無かったかもしれません。

その分お互いに、メンバーに対する感謝の気持ちを持っていたでしょう。

メジャーレーベルで活動していた時は、上手くいかず殴り合いの喧嘩が何度も起こったといいます。それでも受け入れてここまでやってきたのです。

作詞を手がけたのは、ギターの柳沢亮太さんです。それを歌っているのは渋谷龍太さんです。

メンバーメンバーに対して同じ気持ちを持っているからこそ成り立っているのでしょうね。

「あなたに会えてよかった」なんて
どうでもいいほど 当たり前でさ
だけどね 言わなきゃね
死んじゃうから僕らは
ありがとね 愛してる
ありがとね ありがとね

出典: ありがとう/作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太

当たり前の日々は当たり前には続いていかないのです。

「あなたに会えてよかった」と思っていても、ちゃんと伝えないと相手には届きません。

今はインターネットを使えば簡単に思いを伝えることが出来ます。ですが、その思いは100%届いているのでしょうか。

やはり、直接会って目を見て自分の口から伝えなければ届かないものがあると思います。

普段から何気ないことでもちゃんと感謝の気持ちを伝えないといけませんね。

この声も この顔も
この夢も この日々も
この過去も この道も 哀しさも
一人じゃ 独りじゃ

この歌も この夜も
この愛も 戸惑いも
これからも あなたがいて
僕がいて 意味を持つ

出典: ありがとう/作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太

自分1人生きていても、その命に意味はありません。誰かのために生きてこそ、生きる意味があると思います。

生きているのは自分だとしても、自分だけの命ではありません。

SUPER BEAVERというバンドはメンバーがいて、リスナーがいて、様々な人が関わった上で初めて意味を持つのです。

この楽曲ですら、SUPER BEAVERだけでは成り立たないのです。

柳沢亮太さんの祖母の死

この楽曲では「死んじゃうから」という歌詞が出てきます。

SUPER BEAVERの「星になりゆく人」という楽曲は祖母の死がきっかけとなり作られた曲ですが、この曲でも同じような気持ちが込められているような気がしました。

一般的に、感謝を伝える理由を歌詞にする場合、「口にしないと伝わらない」という理由が歌われることが多いと思います。

「手遅れになる前に」という言葉ですらあまり使われないと思います。

ですが、この曲では「死」を取り上げています。死ぬ前に伝えないといけないことくらい、誰だって分かるですが、あえてそこまでは歌ってこなかったのでしょう。

この曲にとても強いインパクトを感じましたし、作詞した柳沢亮太さんの思いも感じることが出来ました。

終わりに


いかがだったでしょうか。SUPER BEAVERの「ありがとう」について解説させて頂きました。

SUPER BEAVERは2018年4月に日本武道館でのワンマンライブが決定しました。

13年というバンド人生の集大成を見せてくれるでしょう。もちろん、ここがSUPER BEAVERのゴールでは無いことも確かです。

これからどんな音楽を届けてくれるのでしょうか。期待が高まりますね。

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