globeのデビュー曲「Feel Like dance」とは

「Feel Like dance」小室哲哉が作詞・作曲した、globeのデビューシングルです。

1995年8月9日の発売以来、オリコンチャートで最高3位を記録し、最終的にはミリオンに迫る95万枚を売り上げました。

当初はglobeメンバーの顔をメディアに出さない方針で、「Feel Like dance」のPVもCG映像のみだったそうです。

しかし、間もなく方針が変更され、PVライブ映像に変わりました。

その動画を下記で紹介しますので、ぜひ、いかにもデビューしたてという初々しい姿のKEIKOに注目してご覧ください。

太めの眉も可愛いですが、何と言っても楽しそうに歌っているその笑顔が魅力にあふれていて、印象的です。 

「Feel Like dance」も入ってる!globe20周年のカバーアルバムがすごい

globeの結成から20周年を迎えた2015年、「#globe20th -SPECIAL COVER BEST-」という2枚組アルバムがリリースされました。

これはglobeのヒット曲から15曲を集めたCD1枚と、その15曲を他のアーティストがカバーしたものを集めた1枚という、斬新な組み合わせのアルバムです。

カバーしているのは浜崎あゆみHYDEGReeeeN木村カエラといったそうそうたるメンバー

しかし、「Feel Like dance」だけは小室哲哉によるピアノソロと、他の曲とは違った扱いをされています。

デビュー曲だけに、他の人に歌わせるには思い入れが強すぎたのでしょうか?

どちらにしても、小室哲哉自身が万感の思いを込めて弾いたであろうことは間違いありません。

Feel Like dance【globe】が20年ぶりに蘇る?!名曲の歌詞に込められた想いに迫る!の画像

globeについて知りたい!

globeのメンバー紹介

TETSUYA KOMURO(小室哲哉)キーボード・シンセサイザー等のプレーヤー、作詞・作曲・編曲、ボーカル担当
MARC PANTHER(マーク・パンサー) ボーカル・ラップ・作詞担当
KEIKO(山田桂子) リードボーカル・作詞担当

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Globe

globeは80〜90年代にかけて小室ブームを巻き起こし、日本の音楽シーンを牽引していた小室哲哉が、1995年に結成したユニットです。

当時、数多くの人気歌手やグループをプロデュースするヒットメーカーであった小室本人が参加するということで、大きな話題を集めました。

最も、初めは小室は参加せず、MARCとKEIKO(当時は本名の山田桂子名義)のペア・ユニット、Orangeとして結成されたそうです。後に小室が参加することになり、ユニット名もglobeに変更されました。

globeの代表作と言えば、1996年発売の4thシングル「DEPARTURES」でしょう。こちらは230万枚売り上げた大ヒット作です。

同年発売された1stアルバム「globe」も400万枚以上を売り上げ、当時の出荷枚数日本一を記録しました。

そんな、一世を風靡したglobeでしたが、2006年より活動をほぼ休止した状態になります。

その後、リーダーである小室哲哉が逮捕・起訴され、世間に衝撃を与えました。

そして2011年10月、小室の妻でもあるボーカルのKEIKOがクモ膜下出血で倒れ、病院に搬送されます。幸い手術により命は取り留めましたが、2017年現在、いまだ自宅で療養生活を続けています。

ファンにとっても辛い日々が続きましたが、最近では、小室がKEIKOの歌声をインスタグラムにアップするなど明るいニュースも流れ始めています。

一日も早く、彼女が前のようにステージに立って、明るい笑顔で歌ってくれる日が訪れると良いですね!

「Feel Like dance」の歌詞を読み解いてみよう

ここからは、「Feel Like dance」の歌詞の魅力に迫りたいと思います。

ラップの英語の歌詞には和訳(意訳あり)を付けました。

タイトルは、「Feel like dancing」なら「踊りたい気分」ですが、曲に乗せるために最後を「Dance」にしたのではないかと思われます。

なお、この曲の歌詞は全体的に、言葉の正確さよりも、雰囲気を重視して曲に気持ちよくマッチするように作られている印象があります。

そのため、意味を読み解くのは野暮かと思われる箇所もありますが、反対にじっくり噛み締めたい内容の歌詞もあるので、抜粋して紹介しますね。

Feel Like dance【globe】が20年ぶりに蘇る?!名曲の歌詞に込められた想いに迫る!の画像

まずは冒頭のラップです

Feel Like dance【globe】が20年ぶりに蘇る?!名曲の歌詞に込められた想いに迫る!の画像

Check it out and turn up the bass so.
Let you know that we're the best
burst open split open
No time to answer any question

出典: https://twitter.com/globe_nation/status/920946220805144576

和訳)’ちょっと聴いてみて、ベースのボリュームも上げてさ

俺達が最高だって教えてやるよ

弾けて飛び出すんだ

質問に答えてる暇なんかない ’

Just with us and feel the groove, check G-L-O-B-E gonna prove.

出典: https://twitter.com/kanchanqma/status/907952540464984064

和訳)’俺たちについてこい、globeが証明してやるよ’

冒頭のMARCが歌う部分は、ラップらしく挑発的な内容です。

KEIKOが歌い始める前に、これからすごい歌を聴かせるぞ!と聴衆を煽っていますね。

英語の意味が分からなくても、思わず乗せられてしまうパートです。