みんなちがって、みんないい。/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) の元ネタは？！歌詞紹介♪

ここは、ナイナイ尽くしで相手を全否定しています。

よく年長者が若者に向けて「あれもダメ、これもダメ」と言っているのを思い出させる批判ぶりで、若手をディスるベテランか中堅のラッパーの真似をしているようですね。

しかし、それは冒頭で高校生をディスった自分たちも当てはまるので、もしかしたらかなり自虐的な意味なのかもしれません！？

MCバトルを勝ち抜いた経験のあるR-指定にとっては、バトルしない人たちは気に入らない存在なのでしょうか。

器用に話題性を上げて、自分は直接叩かれない位置にいる人を揶揄している感じがしますね。

ネット上の噂では、こちらはSALUではないかという声が多く上がっています。

ここは女性という設定ですが、R-指定が声色を作って歌っています。

韻やフローといった基本を無視しているけれど、なんとなく許されてしまうキャラのフィーメール・ラッパーのことを指しているようですね。

おそらくDJみそしるとMCごはんでは？と言われています。

栄養大出身で、料理についてラップで語り、NHKなどでも活躍しているDJみそしるとMCごはんは、確かにキャラが立っていますよね。

ここも女性パートですが、一転して随分と重々しい歌詞ですね。

先に出てきた可愛い系のフィーメール・ラッパーではなく、DAOKOのような、映像クリエーターや他のミュージシャンに人気のあるタイプを指しているようです。

必ずしも彼女たちがリストカットしているわけではないでしょうが…。

どこかで聴いたことがあるような歌詞ですが、ここはFUNKY MONKEY BABYSのパロディ説が濃厚です。

伝えたい事がある、というのはFUNKY MONKEY BABYSの「告白」の出だし部分ですし、これは当たっているのではないでしょうか。

こちらでは歌詞を抜粋して紹介しましたが、前後のつながりを考えながら読むと面白いことが分かります。

ある部分で語っている内容を、次の部分でディスる形で歌詞が続いていくのです。

そのため非常に目まぐるしく歌の世界が変わり、聴いているこちらはかなり振り回されますが、そこがこの歌のクレバーさであり、面白さなのでしょう。

そして結局最後に「みんなちがって、みんないい。」と終わるので、実は元ネタの相手をリスペクトしているとも思わせられます。

実際、R-指定のモノマネはかなり似ている、的を得ていると評価されているので、彼がかなり元ネタを聴き込んでいるのは間違いないようですね。

「みんなちがって、みんないい。」は、ラップに詳しい人なら、どの部分が誰のことを指しているのか、考えながら聴けるのが楽しい歌です。

反対に、ラップ初心者でも面白いと思えるクレバーな構造になっており、思わず引き込まれる魅力があります。

素直にその才能に脱帽してしまうR-指定とDJ松永に、今後も注目していきましょう！