ぜんぶ君のせいだ。【革鳴前夜】歌詞の意味を徹底解釈！これは誰の言葉？握った手に込めた決意を読み解く

「君」の存在が「ぼく」に勇気を与えてくれます。

この歌詞の「泣く」は決して悪い意味ではありません。

お互いの存在が救いとなったためもう苦しんで泣く必要なんてないのに、なぜか涙が溢れてきました。

きっと安心して気が緩んだゆえに流れてきた涙だったのでしょう。

この歌詞から「君」のおかげで未来に怯えなくなった「ぼく」の変化が読み取れます。

1番では「ぼく」は明るい未来を想像できませんでした。

むしろ不幸な未来を想像していたほどです。

ですが、「君」という存在に救われた「ぼく」は違います。

2行目の歌詞は、不確定の未来をただ受け入れる覚悟を決めたことを表していました。

未来に何が待っていたとしても、「ぼく」はもう後悔しません。

そしてそんな不確定の未来も明るいに違いないと、心の底から信じることができるようになりました。

以前は明るい未来であってほしいという祈りにも似た期待を抱いていた彼女たちが、未来を信じているのです。

幸せな未来を想像できるようになったのは、「君」のおかげなのでしょう。

だからこそ、彼女たちは決して「君」を置いていったりしません。

この曲は「君」の背中を押すようなものではありませんでした。

これは、身近にいる彼女たちが「君」の手を引いて未来へと連れ出す楽曲なのです。

そしてその決意を鐘の形に変えて、胸に宿します。

この楽曲のタイトルが「革命」ではなく「革鳴」なのはそのためでした。

鐘とは鳴り響くもの…つまりタイトルで、この決意を決して違えないと宣言していたのです。

彼女たちはこの決意を永遠に抱いたまま歩み続けます。

「革鳴前夜」では、彼女たちのファンを思う気持ちが伝わったのではないでしょうか。

背中を押すような応援歌ではなく、一緒に行こうと手を引いてくれる楽曲。

「ぜんぶ君のせいだ。」らしい病みかわいい世界観はそのままに、新たな魅力が発揮されていました。

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「独白園」は、彼女たちの病みかわいい世界観が全開となっている楽曲です。

愛の重い恋愛ソングは「革鳴前夜」とはまた異なる魅力で溢れていました。

ぜひ「ぜんぶ君のせいだ。」の真骨頂を味わってください。

キャッチーなメロディが印象的な「AntiIyours」。

ポップな可愛らしさと毒のような雰囲気が共存していました。

まさに彼女たちらしい楽曲となっているので、よりディープに病みかわいい世界観を楽しむことができます。