未来へと進むことができるのは…

みなぎる自信の源は?

私は私の未来へ
歩き出すよ 今から
どんな壁にぶつかっても
立ち上がるよ 何度も

出典: In This Place~2人のキズナ/作詞:Thelma Aoyama・EMI K. Lynn 作曲:Alan Menken

「私の未来」という言葉からは、自分の人生を自分の意思で歩むという思いが読み取れます。

まるで大冒険を始めるかのように、ワクワクに満ちた楽曲の始まり。

そしてこれから先、どんな困難が待ち受けていたとしても大丈夫という自信があるようです。

力強い言葉ですね。

このみなぎる自信は、いったいどこから湧き上がってくるのでしょうか?

歌詞を読み進めていきましょう。

一人じゃない

そっと 思い出してる 君がくれた言葉
側にいなくても きっと
一人じゃないよね

出典: In This Place~2人のキズナ/作詞:Thelma Aoyama・EMI K. Lynn 作曲:Alan Menken

「君」が主人公に言ってくれた力強い言葉。

それが心の支えとなり、どんな壁にぶち当たっても乗り越えられる力となっているようです。

きっと素敵な出会いを経験したのですね。

人はとても不思議なもの。

一人ではどうすることもできない現状でも、誰かの支えがあると解決してしまうことがあります。

ずっと側にいるわけでなくても、心の中でずっと支えになってくれる出会いというものがあるのです。

感謝がこみ上げる

夢に 向かうの
君が 居るから

出典: In This Place~2人のキズナ/作詞:Thelma Aoyama・EMI K. Lynn 作曲:Alan Menken

サビではシンプルな言葉が並んでいます。

私はひたすら夢へと突き進んでみせる。

それができるのは、他でもない「君」の存在があるからこそ。

フレーズをそのままの意味で捉えればこう解釈できます。

ところが、おそらく伝えたいのはそれだけではありません。

このフレーズの背景には「君」に対する感謝が読み取れます。

今私は「君」のおかげで夢へと向かうことができている。

そんな私にしてくれて本当にありがとう。

このような心温まるメッセージが込められているのではないでしょうか。

かけがえのないもの

君に出会えて本当よかった
強くなれた ありがとう
分かち合う幸せ
一つ一つ 君が
教えてくれたんだ
守るモノが出来た

出典: In This Place~2人のキズナ/作詞:Thelma Aoyama・EMI K. Lynn 作曲:Alan Menken

強くなることで、自分が望む未来へと突き進む原動力が生まれた。

そんな現状に主人公は「幸せ」を感じています。

そして、主人公が感じた「幸せ」はそれだけではありません。

「キズナ」というかけがえのない存在を知ることができて良かった。

こんなにも心が温かくなるなんて、「君」が教えてくれるまで知らなかった。

人との出会いは新しい考え方を吹き込んでくれます。

時にそれが苦痛だったり幸せだったり、様々な結果があるでしょう。

主人公は「人と出会うことの素晴らしさ」を知ることができ、心が豊かになりました。

この楽曲で歌われているテーマはシンプルなのにとても感慨深いですね。

「君」と歩む未来

「君」が居る

ほら手を伸ばしても
君はここに居ないけど
君と同じ空の下
一人じゃないよね

君が 居るから
遠くても 大丈夫

出典: In This Place~2人のキズナ/作詞:Thelma Aoyama・EMI K. Lynn 作曲:Alan Menken

離れ離れになっても孤独じゃない。

胸の中に「君」がいるから。

これって、「君」が安心感を与えてくれる存在でないと味わえない感覚だと思いませんか?

むしろ親しい人と離れ離れになって「寂しい」と感じる人も多いはず。

物理的に離れ離れになっても、心はいつまでも通じ合っているという確信があるのでしょう。

強固な信頼関係を感じられる歌詞です。