チャットモンチー【風吹けば恋】歌詞を考察♪近頃おかしい…あなたにおすすめ！新しい自分が見つかるかも！

最も盛り上がりを見せるサビ。

ここで女の子が変わった理由が明らかになります。

それは歌詞に出てくる“あの人”が原因。そう、女の子には好きな人ができたのです。

だから自分の姿を気にして、奇跡も信じたくなってしまったのでしょう。

周りの女子たちも、あんなにも頑張っていたのは好きな人のためだと知ります。

でも、女の子の基本スタンスは変わりません。

シンデレラのように、かぼちゃが馬車になって王子様のところまで連れて行ってはくれないのです。

「悶々と奇跡を待つなんて私らしくもない！」

そう考えた女の子は自分自身の足で、好きな人のもとへと向かいます。

自分と同じ好きな人を想う誰かに負けたくない。

風に背中を押されるように、必死で走る女の子の情景が頭に浮かびます。

恋をしている女の子はみんな勇気をもらえる歌詞ではないでしょうか。

2番冒頭に改めて、これまでの女の子について語られます。

努力とか、勇気とか。そんな言葉を口に出すような暑苦しさが女の子は苦手だったのです。

でも、そんな自分はもはや過去の姿。

今や好きな人のために、全力で走って向かう熱い女の子です。

そんな自分を嫌いになれません。

むしろ熱い自分を受け止めて、これが本当の自分なのだという潔さがここでは感じられます。

再度、サビをご紹介します。

もしかしたら、女の子は今までの冷めた自分が嫌いだったのかもしれません。

他の女子みたいに可愛らしく振舞うことができない。

何かに夢中になってキラキラと輝くことができない。

みなさんもそんな悩みを抱いたことはありませんか？

女の子も、そんな風に嫌気が差していた時に“あの人”に出会います。

そうしたら世界も何だか少し違って、自分自身にも変化が現れて…。

少しずつ自分のことが好きになれてきたのです。

でも、それで完成ではありません。

“あの人”が他の誰かの王子様になってしまったら、今までの自分に戻ってしまいます。

もし好きな人の隣にいられるならば、今度こそ私は変われる。

だから、どうか“あの人”のところに導いてほしい。

そんな女の子の願いが詰まったサビなのです。

ここまで歌詞を考察してきましたが、ここで【風吹けば恋】のMVをチェックしましょう。

この曲は、恋する女の子の背中を全力で押してくれる青春ソング。

好きな人を想って部屋に閉じこもっているあなたに、ぜひ聴いてほしい一曲です。

ただ奇跡を待つのではなく、自分の足で好きな人へと向かう勇気をきっともらえるはず。

“走る”という表現は、何もそのままの意味だけを持つのではありません。

例えば、好きな人に挨拶をしてみたり、いつもよりお洒落をしてみたり…。

そんな小さな変化が、一歩一歩好きな人へと近づけるのです。

この曲では女の子の恋の結末は描かれません。結果なんてどうだっていいのです。

「恋をしたら女の子は変わる」

頑張ったあなたは、きっとキラキラと輝いている！

行け！あなたの両足！

OTOKAKEでは、チャットモンチーについて執筆された記事がいくつか存在します。

今回はその中から2つの記事をご紹介。

まずは、2018年に解散したチャットモンチーの軌跡をたどった記事です。

チャットモンチーがデビューしてからの歴史。

ドラムの高橋久美子が脱退してからのチャットモンチーについて。

また、解散の理由についてまで一挙にご紹介しています。

解散から1年。

改めて彼女たちの歴史を振り返りたい方にオススメです！