Can't buy me love, Oh
Love oh,
Can't buy me love, Oh, Oh

出典: キャント・バイ・ミー・ラヴ/作詞:Lennon=McCartney 作曲:Lennon=McCartney

一字一句同じ箇所は紙幅の関係で省略いたしました。

申し訳ございません。

クライマックスの歌詞です。

こちらもリフレインを含みます。

短いですが和訳を添えましょう。

「愛はお金では買えない、Oh

愛さ、Oh

愛はお金では買えないのさ、Oh,Oh」

ジョージ・マーティンは戦略的にこのサビの力を見抜いて冒頭とクライマックスに置きました。

「キャント・バイ・ミー・ラヴ」

青年男女の愛と金銭に対する関心事を一挙に歌い上げます。

お金は無敵ではない。

なぜならお金で愛を買うことはできないから。

ポール・マッカートニー青年の潔い宣言です

アメリカのビルボード誌では5週連続1位を記録しました

サウンドとあわせてこの歌詞の基軸である愛に対する価値観も共有されたのでしょう。

ビートルズが現実世界を席巻して旧い価値観を一掃してゆきます。

私たちはビートルズが変えてしまった後の世界を生きているのでしょう。

この現代にあっても「愛はお金では買えない」というポールの指摘は価値のある言葉です

現実には様々な誘惑がありますが「No No No No!」と叫べる強さを持ちたいもの。

ビートルズはこうした曲を経ながらついに「愛こそはすべて」という思想に行き着きます。

下町の不良少年たちがここまで高潔な思想を手にしたことこそ奇跡でしょう

この曲をご紹介できて幸せです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEで振り返るビートルズの軌跡

手を握りたいという率直な歌

ビートルズ【キャント・バイ・ミー・ラヴ】歌詞を和訳して解説!お金に無頓着すぎる?その真意が知りたい!の画像

OTOKAKEにはビートルズの関連記事がたくさんあります。

中でもビートルズの初の全米No.1ヒット曲をご紹介。

初期の代表曲「抱きしめたい」の歌詞和訳して解説いたします

ぜひご覧ください。

1963年発表、ビートルズの「抱きしめたい」はアメリカでの快進撃の始まりの歌でもあります。印象的な邦題「抱きしめたい」ですが歌詞を読むと「手を握るよ」としかいっていません。この曲の秘密と魅力を、歌詞を和訳しながら解説いたします。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね