終わった恋の傷跡を癒やしてくれるのは?
抱きしめたい 溢れるほどの
想いがこぼれてしまう前に
二人だけの夢を胸に歩いてゆこう
終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて
出典: http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l005331.html
ストレートに「抱きしめたい」と言われるのもドキッとしますが、この曲の中で女性が一番キュンとするのは「終わった恋の心の傷跡は僕にあずけて」というフレーズではないでしょうか。
失恋したときは誰もが傷つき、「もう恋愛なんてできない」と思ってしまいがちです。
でもそんな傷ついた心を癒やしてくれる人は、いつか必ず現れます。
もしかしたらその人は「自分の身近にいる人かもしれない」と思わせるようなところが、男女問わず支持されている理由のひとつと言えそうです。
第2位は「himawari」
第2位には、通算37枚目となる最新シングル「himawari」がランクイン。
2017年7月26日にリリースされたこの曲は、映画「君の膵臓をたべたい」の主題歌でもあります。
曲の内容に沿ったアニメーションPVが公開され、「泣ける」との声が多数挙がりました。
この曲のどんなところに泣けてしまうのか、歌詞を見てみましょう。
「ずっと」のあとに続くのは……
「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない
「全部嘘だよ」そう言って笑う君を
まだ期待してるから
出典: http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l041806.html
映画の世界観に沿って作られたこの曲は、「病気」や「死」を意識したフレーズが使われています。
膵臓の病気でもう長くはない「君」が「全部嘘だよ」って笑ってくれたら、どんなに嬉しいことでしょうか……。
実際にはそんなことはありえないからこそ、このフレーズは涙を誘います。
そしてラストサビでは
暗がりで咲いているひまわり
嵐が去ったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた
そんな君を僕は ずっと
出典: http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l041806.html
と、「恋してた」ではなく「ずっと」と、含みを持たせた終わり方が印象的です。
映画の内容に沿って考えれば、「ひまわり」と「陽だまり」=「君」です。
そんな「君」の命は長くなく、「ずっと」の先にどんな言葉を当てはめるのか、聴き手の想像力に委ねられているところが、この曲の大きなポイントと言えそうです。
第1位はやっぱり「HANABI」
栄えある第1位に輝いたのは、やっぱり「HANABI」でした!
2008年9月3日にリリースされた、通算33枚目のシングルです。
フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズの主題歌として起用されたことから、「HANABI」と言えば「コード・ブルー」と思う人は多いのではないでしょうか。
2017年の7月~9月に放送された「3rd season」でも、引き続き主題歌として起用されました。
失った理想や希望を、もう一回手に入れたい
一体どんな理想を描いたらいい?
どんな希望を抱き進んだらいい?
答えようもないその問いかけは
日常に葬られてく
出典: http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l00ea0d.html
昔は確かに持っていた「理想」や「希望」が、大学生や社会人となって忙しい毎日を送っていくうちに、いつの間にか消えてしまう。
これは誰もが経験することではないでしょうか。
現実という大きな壁にぶち当たり、理想や希望が粉々に砕けてしまう、というケースもありそうです。
しかしサビでは
決して捕まえることの出来ない
花火のような光だとしたって
もう一回もう一回
もう一回もう一回
僕はこの手を伸ばしたい
出典: http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l00ea0d.html
と、希望や理想を「一瞬で消える花火の光」にたとえ、もう一度手に入れたいと願っています。
また、