そして今 あの場所に残した十年前の約束拾いに行く

一粒の涙が乾かず残ってるなら

あの二人がもしそこにいるなら“またね”だね

出典: 約束/作詞:九州男・MICRO・KURO 作曲:九州男・MICRO・KURO

注目したいのは、この歌詞の部分。

こちらは、今から約束の地へ向かう場面。

もし、10年たった今この約束を果たせることができるのなら、また会えるから"またね"と言っています。

そして今 映るこの眼には…

涙をこらえたキミがかるくほほ笑んでそっと涙をこぼした

あの二人がもうここにいるから“またね”だね

出典: 約束/作詞:九州男・MICRO・KURO 作曲:九州男・MICRO・KURO

この部分は、先述の抜粋した歌詞とよく似ていますが、比較して頂くとその違いがお分かり頂けるかと思います。

約束を二人とも覚えていて、実際に今この場所にもういるから"またね"と言っているのです。

つまり約束を果たし、10年ぶりの再会を果たしたことが伺えます。

PVと歌詞の解釈を進めた上でのタイトルの解釈

さて、ここまでPV歌詞の解釈を進めてまりました。

最終的にこの『約束。。』という歌は、どういう歌だったの?そしてこのタイトルの意味は?

という疑問に辿りつきます。

離れ離れになった二人を繋いでいたものは、まさに10年前にした二人の『約束』であったのでしょう。

そして、10年の月日ののちに再び結ばれた二人がそこにはいました。

PVの冒頭に戻りますが、イントロが始まる前にタイトル『約束。。』と入力したこの男性は

この10年の月日のストーリーを執筆しているということなのでしょう。

そして、エンディング。

歌詞にもありますが、二人の足跡がさざ波にさらわれていくという表現から

この二人は今は一緒にいないことが連想されます。 約束。。と。が二つ付けてある点にも、センスの良さを感じずにはいられません。

そしてこの約束というものが、いかにこの人の人生の多くの部分を占め、人を愛するということがHappyだけではなく

甘く切ない想いがあるのだということが、しっかりとこめられていることをうまく表現している一曲です。

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