愛を渡り歩くC&Kの名バラード
飾らない言葉で恋の終わりを…
『アイアイのうた〜僕とキミと僕等の日々〜』は、C&Kの7枚目のシングル。
リリースは2013年1月26日。収録曲・通常盤:サヨナラ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/アイアイのうた〜僕とキミと僕等の日々〜
「サヨナラ」はC&Kらしい長めのタイトルでリリースされた7枚目のシングルに収録されています。
7枚目シングルは初回盤と通常盤の2種類がリリースされました。
「サヨナラ」は当初通常盤にしか収録されていないレアな楽曲です。
その後は2013年2月リリースのオリジナルアルバムの「CK JUNGLE!!!」に収録。
そして2017年5月にはバラードだけで作られたアルバムに収録されました。
愛の中を歩いて行くように愛されるバラードです。
お待たせしました。夕陽が沈む空と恋の終わりの関係は?「サヨナラ」の解説を始めます。
何がいけなかったのか
恋の幕が下りた直後は心も身体も固まったままです。
目を開けることさえ億劫な現状の中で始めたのは、この恋が終わってしまった理由を探すことでした。
恋愛独り反省会
あの時こうなることが分かってたら
違う風に君を愛したのかな?
出典: サヨナラ/作詞:CLIEVY,KEEN 作曲:CLIEVY,KEEN
自分はまだ君のことが好きなのに恋愛が終わってしまった。
君を失った心から辛さと苦しみと悲しみがあふれてきます。
何故?どうして?何が悪かったのか?自分を責める問いかけが止まりません。
歌の主人公には思い当たる節があるのでしょうか。
原因はあの日のあの時のことだったかもしれないと、心がその時を思い出そうとします。
愛の伝え方なのか、言葉が足りなかったのか、君のために自分が自分を変えられなかったのか…。
思いを巡らしますが、君はもう戻りません。プツンと音を立てて切れた自分と君の間にあった恋と愛。
後悔だけが残された愛をどうすればいいのかも分からなくなって、涙が自然に流れてきました。
笑顔を見返して…
止まらない涙
とめどなく溢れくる涙は
思い出のフィルムを映し出す…
傷つくのはわかってるのに
アルバム開いては君を想う
出典: サヨナラ/作詞:CLIEVY,KEEN 作曲:CLIEVY,KEEN
どこかに出かけたときは必ず2人で笑顔の写真を撮っていました。
記念日ではなくても写真を撮って、アルバムには数えきれないくらいの2人の思い出が詰まっています。
よみがえる楽しかったあの日や輝いていたあの時。見てしまえばまた心に切なさが増すだけです。
涙で滲む君の笑顔。止まらない涙が心の傷を広げます。
見なければ思い出さずに済むのは分かっていても、アルバムを開く手を止めることが出来ません。
アルバムの中の2人の写真はここで終わりです。
アルバムのページはこれ以上先には進みません。
止めようとしても止まらない涙の中で、恋が終わって愛が途切れたことを思い知らされます。
夕焼けがきれいだったあの日
夕焼けがきれいに見える街の、西日が当たる部屋に住んでいたのでしょうか。
本当なら赤く染まる空を2人で見ているはずなのに、隣に君はいません。