流れる時に立ち止まったとしても
自分の来た道は振り返らない
隠した気持ちは
新しい朝に点てた
コーヒーの苦さ
心の中に残る後悔が
浅い眠りの中で蘇る
あの日のあなたは
とても輝いてみえた
夢はもう醒めた

出典: PresenceⅠ/作曲:STUTS・butaji 作詞:KID FRESINO・butaji

ワクワクする想いと苦い思い出

自分がどんな選択をしようとも後悔は見せません。

日々過ぎて行くなかで、うまく行かないことがあって立ち止まることはあります。

そんなときは「ああすればよかった」なんて自分の過去を悔いたくなるもの。

でもここからは自分の決断に後悔はしないという強い思いが感じられます。

ただ、隠した気持ちというほどですから、引きずる思いはあるのでしょう。

清々しい前向きな気持とほろ苦い思い出を、朝に入れたコーヒーと比喩しているのです。

隠している気持ち

自分の決断に後悔はないといいつつも、彼女の弱い部分です。

あの時彼に思いを伝えればよかった。

そんな後悔が頭の中をぐるぐるしていて、彼といた時を思い出してしまう。

彼女と会っている時の彼はとても優しく理想的で輝いて見えました。

そんな夢も冷めてしまって、現実の世界を歩かなくてはいけません。

突き進む想い

きっと別の人がいる

y’all talking way too much!
1人にさせて
imma roll down
you tryna say something kind
I feel stress about it
路肩に伸びる影
still cry about it
飽きるまで生きるまで
まだ知らないことの方が多いのにどうして、
全て知ったふりして歩いているweekday
待たせてるかも 一生ものの貴方を
まあお待ちなさい

出典: PresenceⅠ/作曲:STUTS・butaji 作詞:KID FRESINO・butaji

彼とのひとときからは一転、夫の言葉はとてもうんざりするものばかり。

ついに彼女は一人になりたいと決断します。

するとそれを察するのか夫は急に優しくなるものです。

しかし優しく話そうとしてくる彼の言葉も今の彼女にとってはストレス。

そしてその言葉がつらくて泣いてしまうほど心は離れています。

夫とはこれまでもお互い知ろうともしないから知らないことが多い。

なのになんでも知ってるふりをして歩み寄ってくる。

もしかしたら夫は、何でも受け入れてくれるあなたを待っていたのかも知れません。

思いつめていく心

put a spot light on me like a moonlight
who is my starlight?
独り身のone night
escape to the paradise 溶けるアイス
on and on feel like talking on phone not enough
you know i fall into thoughts just a moment.

出典: PresenceⅠ/作曲:STUTS・butaji 作詞:KID FRESINO・butaji

ひとりで夜道を歩くと感傷的な気持ちになります。

さらに街灯が月明かりのように照らすと、スポットライトのようで孤独感が増します

誰が星あかりなのか、つまり私を輝かせてくれるのは彼なのか。

天国に逃げているというのは、自分の幸せを求めているということでしょう。

甘いアイスも時間が経てば溶けてしまうように、彼もいつまでも待っていてはくれません

でも延々に感じられる電話も十分に感じられないほど、彼女は思いつめています。

戻らない想い

ahh stationには各停すらももう止まらない
溢れた思いを誰もglassには戻せないが思い返す
歌は存在の軽さを忘れていた私に胸を貸す

出典: PresenceⅠ/作曲:STUTS・butaji 作詞:KID FRESINO・butaji

ここでは彼女の止まらない彼への想いがあります。

ちょっと待ってといってももう止まらない想い。

各停すらも止まらないは、走り出した想いが自分の意志では止められないことを表しています。

そして二行目は彼への想いがあふれていることと好きな気持ちが後戻りできない様子を感じます。

彼女の彼への決意がここに表れていますね。

幸せは私が決める

全てが移ろっていく
誰かに出会って
そして別れて
もう一度歩いていく
足跡はどこまでも伸びていく
物語の先は見えないけど
曖昧で 純粋で
私が自分で決めた
幸せの姿

出典: PresenceⅠ/作曲:STUTS・butaji 作詞:KID FRESINO・butaji