3rdミニアルバム『hameln』
個人的にバンド名が日本語で形容詞+名詞のバンドは、技巧派のバンドが多い気がします。
ほら、『ゲスの極み乙女。』とかすごい演奏上手ですよね。
すいません、それぐらいしか思い付きませんでした。
バンド名はさておき、彼らは活動開始から3年にして数多くのフェスに参戦するほどの人気バンドです。
そんな彼らの3rdミニアルバム『hamelm』が7月25日に発売されました。
トレイラー映像
YouTubeにCDトレイラー映像がアップされているのでチェックしておきましょう。
5曲とも捨て曲が無く、魅力的なミニアルバムですね。
今回はその中でもアルバムのリード曲である『nazca』の魅力に迫っていきます。
nazcaとは?
それでは早速聴いてみましょう。
と言いたいところですが、もしかしたら曲名の『nazca』が読めないよ〜なんて方がいるかもしれません。
ちなみに私は読めませんでした。
曲を聴く上でタイトルが分からないと、聴いていてもイメージが湧きにくいのでちゃんと知っておきましょう。
nazcaは日本語で「ナスカ」と書きます。
そうです、あのナスカの地上絵で有名なナスカです。ペルーの市の一つです。
今回の曲は抽象的な歌詞で表現されているので、タイトルの意味を意識しながら聴きましょう。
MVを見よう
タイトルも読めるようになりましたね。
お待たせしました。それでは聴いてみましょう。
コマ撮り映像がすごい
開始と同時にコマ割り映像がボーカルのナカシマさんに接近しています。
今までアップされてきたMVではほとんど見ることのできなかった彼の素顔が露わになっております。
めっちゃ肌綺麗ですね。
安定のカメラ目線はありませんでしたが笑
MVの雰囲気を大切にしているのでしょうね。
そしてやはり目を引くのはコマ撮り映像。
写真をコマごとに連続で撮る事によって、カクカクの動画のように見える撮影方法のことです。
それにより、本来止まっているものが独りでに動いているように見えたりします。
MVではよく使われる撮影方法ですが、ドラムを一周させるコマ撮り映像は初めて見ました。
あれめちゃくちゃ大変ですよね笑
映像のテーマがすごい
映像のテーマとしては爽やかな海や砂浜が土台となっていますね。
砂浜はナスカの地上絵を意識したうえで映しているのでしょうか。
大地や海、そして大空が映像では多く映されています。
その自然の偉大さの中に、ちっぽけな人間の営み。
その美しさと儚さはMVの最後のシーンで表現されています。