【谷村新司/群青】涙がこぼれる歌詞の意味を徹底解釈！映画主題歌！ピアノ楽譜＆コードも紹介！

冬の海、雪のふりしきる中、海でなくした自分の子どもや親しい人のことを思い出して悲しみにむせぶ歌と解釈しました。

映画の主題歌として提供された楽曲であることから、戦いに敗れた艦が海に沈み、それと共に失われた命を嘆き悲しむ気持ちを歌っているのかもしれません。

また、2011年3月11日に発生した東北大震災の津波で亡くなった多くの命についても思いがおよびます。

自分よりも年若い人や子どもがなくなると、残された親や親世代にはたまらなく辛いものです。

その筆舌には尽くしがたい苦しみと悲しみをここでは歌っているのです。苦しみや悲しみを抱えたまま、生きていかなくてはなりませんから。それはそれは心が重いです･･････。

そして唯一慰めがあるとすれば、もうすぐ自分のその人と同じ場所に行く、鬼籍（きせき）に入る、ということなのです。

「海を眠らせて　貴方を眠らせる」のフレーズは、鎮魂を祈る気持ちに通じます。荒れた冬の海を見れば、悲しみが荒ぶる波のごとく押し寄せてきて、冷静ではいられない。

身の置き所もないほどの絶望の中でも、残された人は生きていかなくてはならなかった悲しみがここに描かれているのです。

楽器と共に弾き語りをすれば、もう気分は谷村新司！いくつか『群青』を収録しているピアノ楽譜をご紹介します。

50曲が収録されているこの楽譜、弾きごたえがあります！『群青』は12曲目に収録されていますよ。

『群青』のピアノ演奏に羽田健太郎をアサインしたら、こんなに荘厳になるのですね！ほかのどのピアノ演奏より際立っています！

ピアノ用楽譜があれば、もちろんギターでの弾き語りだってあります。コード進行はそれほど難しくないようです。『群青』においては、歌詞で聞かせることをメインにおいているからでしょう。

ほぼこのコード進行なので、一度身体が覚えてしまえば弾き語りしやすいかもしれません。

コード譜の続きはこちら ⇒ 『群青』コード譜／U-フレット

それにしても、弾き語りとかすごいですよね。私はピアノで弾き語りにチャレンジしましたが、なかなかできるものではありませんよ。弾き語りができる人、尊敬します！

ギターの弾き語り動画で、カポ（カポタスト）の位置やコードの押さえ方を参考にするのもいいと思います。