「華火」の歌詞の意味やカラオケのコツをご紹介♪
日本国内だけでなく、台湾など海外でも人気の和楽器バンドですが、カラオケにもたくさんの楽曲が入っています。
今回は2014年に発売された「華火」について、独自の歌詞解釈やPVの紹介、またカラオケで歌う時のコツについて解説していきます。
「華火」は和楽器バンドの1st映像シングルで、2014年8月に発売され、オリコンでは最高8位とベスト10入りとなかなかの結果を残しました。
「華火」は2015年9月に発売されたアルバム「八奏絵巻」と、2017年11月に発売されたベストアルバム「軌跡 BEST COLLECTION+」に収録されています。
「華火」の歌詞の意味に迫る!
それでは、まず歌詞の意味について迫っていこうと思います。
歌詞の解釈に関しては、考え方の違いがありますので人それぞれの解釈があると思います。
これからご紹介する解釈も歌詞の解釈の一例として読んで、自分なりの歌詞の解釈をするときの参考にしていただければと思います。
「導火線を開く」とは?
導火線を開いて
あと5秒くらい
暗闇を照らす
誘惑の灯
湖上に揺れるは
君の幻
高鳴る鼓動
いつかみた夢
儚く消えゆく
強い眼差しの先
その目に映るは
愛を叫んだって
蠢く欲望に
あぁ溺れゆくままで
鳴り響け空に
火華散る
さぁ時よ止まれ
出典: 華火/作曲:鈴華ゆう子 作詞:鈴華ゆう子
「導火線を開く」という言葉に疑問を持つ人は多いのではないでしょうか?
花火の場合、打ち上げ後に花火が空に広がることを「開く」といいます。
きっと気持ちに火が付いた、といった感じで使われているのだと思います。
自分の気持ちに気づき火が付いたとき、想い人が湖上にいる幻を見たのかもしれません。
もしかしたら過去の恋愛を思い出しているのかもしれませんね。
そしてその恋愛が身分の差や不倫などといった許されないものだったとも考えられます。
また、相手に騙されている、惚れた弱みに付け込まれ都合のいい相手として見られているのに気付いているのかもしれません。
それでも一時の欲望に溺れてしまい、このまま時が止まればいいと思っていたのでしょう。
過去を公開し未来に進もうとしている?
懺悔に咲く華火
迷い込み続け
残り香に酔う
執着の魔
雲間に浮かぶは
君の微笑み
もう抗えずに
心試すような
淡い瞬き
無情に刻む今
はじまりの合図を
愛を避けんなって
さんざめく 残像に
あぁ流れゆくままで
舞い上がれ空に
花輪開く
さぁ時よ廻れ
出典: 華火/作曲:鈴華ゆう子 作詞:鈴華ゆう子
「懺悔」という言葉は自分の過去の行いを悔い神様などに告白する行為です。
きっといけないとは思っていても、自分の想いを止めることができずに相手に執着してしまっていたのでしょう。
弱みに付け込まれていることに気づきながらも、欲望にあらがうことができず関係を続けてしまったことに対し懺悔をしたのでしょうね。
「時よ廻れ」は、きっとそんな過去を振り払い、新しい一歩を踏み出そうとしている気持ちを表しているのかもしれません。
何とか引きずっている思いを振り払おうとしている?
夜を憂う僅かな光に
彩る2人の影
愛を止めないで
彷徨う感情に
そう移りゆくままで
燃え尽きろ空に
枯れるまで
愛を叫んだって
蠢く欲望に
あぁ溺れゆくままで
鳴り響け空に
火華散る
さぁ時よ止まれ
出典: 華火/作曲:鈴華ゆう子 作詞:鈴華ゆう子
この愛情を止めたくないと言っているあたり、本当はいけない恋だから関係を終わらせたいと思っているのでしょう。
欲望に溺れるがまま、相手を求めていても、いけないと思っている自分がいる。
自分の気持ちを止めることができないから、せめて時が止まれば…と思っているのでしょう。
恋愛経験の多い人なら似たようなことを体験したことのある人もいるのではないでしょうか。
しかしこの曲、個人的には女性より男性の心情を歌っているような気がします。
「華火」のPVはこちら♪
和風というか、若干中華っぽい雰囲気のありそうな建物を背景ですね。
演奏してる場面と、メンバーそれぞれがソロで別の場面で演奏している姿はカッコいいですよね。
他の楽曲もそうですが、この曲も鈴華さんの歌い方ひとつで曲の印象が変わるような気がします。