スキマスイッチ「雫」

2009年発売の11thシングル「虹のレシピ」収録曲

スキマスイッチの「雫」は2009年に発売された「虹のレシピ」に収録されたB面ソングです。 

スキマスイッチのびやかな歌声と民族風の曲調を合わせた新鮮な一曲で、意味深な歌詞についてはファンの間でも様々な考察が交わされました。 

ファン投票のベストアルバムにも選出されて収録されるほど多くのリスナーの心をつかむ、ファンのみぞ知る隠れ名曲と名高い一曲です。

NHKアニメ「獣の奏者エリン」のOPソング

スキマスイッチ「雫」がアニメ【獣の奏者エリン】に!歌詞・動画再生はこちらから~!の画像

スキマスイッチ「雫」は2009年1年間放送されたNHKアニメ「獣の奏者エリン」のオープニングソングに起用されました。 

「ポケットモンスター」、「ドラえもん」、「鋼の錬金術師」など様々な有名アニメ主題歌を提供しているスキマスイッチは、間接的にその作品の芯に繋がる歌詞が魅力です。 

曲調もアニメの世界観に沿いながら邪魔しないことでアニメファンからも愛されており、「雫」も例にもれず「獣の奏者エリン」の冒険譚を引き立てる一曲でした。

アルバム「ナユタとフカシギ」収録

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スキマスイッチの「雫」は、スキマスイッチ4枚目のオリジナルアルバム「ナユタとフカシギ」に収録されました。 

「ナユタ」と「フカシギ」はそれぞれ仏教由来の数字を表す言葉で、収録されている曲もやや抽象的なメッセージやキーとなる数字などが多く登場します。 

スキマスイッチのメジャーなイメージを少し変える奥行き深いアルバムと言えるでしょう。

「雫」の動画をチェック

「雫」はシングルソングではないためPVはありませんが、ゼップ東京で開催されたライブ映像をチェックできます。 

アコースティックギターをかき鳴らす姿が素敵で、切なくも力を感じる歌詞はやはり歌っている姿とあわせて初めて感じるものがあります。

スキマスイッチ「雫」の歌詞を徹底検証

スキマスイッチの「雫」は、歌詞について興味のある方が多く、ファンの間ですら解釈が大きく分かれます。 

また、「獣の奏者エリン」のオープニングテーマであったことから、「獣の奏者エリン」との関連性について気にしている方も多いようです。 

スキマスイッチファン、アニメファン双方から興味を持たれた、少しミステリアスなスキマスイッチ「雫」の歌詞について検証してみましょう。

考察①恋愛目線で紐解く「雫」

スキマスイッチと言えば切ない恋愛というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。 

「雫」もアニメ「獣の奏者エリン」の主題歌であるということをいったん置いて解釈してみると、恋愛ソングとも受け取れます。 

君がいないなら
僕の朝はもうやってこない

出典: 雫/作詞:スキマスイッチ 作曲:スキマスイッチ

「君」が自分の飛べるエネルギーや翼を与えてくれたけれど、恋敗れてそれは失ってしまった。 

傷はいえないけれど、最期の涙を落した時君への想いを胸に新たに前へ踏み出そう。 

そんな失恋から立ち上がる男性の気持ちを詩的に描いた曲のようにも感じられます。

考察②「獣の奏者エリン」の主題歌としての「雫」

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