「Only God Can Judge Me」の収録アルバム
初出は2009年発売のアルバム『THE CARTEL FROM STREETS』で2曲目に収録されています。
また2013年発売のベストアルバム『Road to The Independent King』にも収録されている人気曲です。
「Only God Can Judge Me」というタイトルの意味
日本語に直訳すると「神のみが私を裁ける」という意味になります。
”神にしか裁けないのだから周りの反応を気にすることなく自分の信じた道をいけばいい”というニュアンスです。
「Only God Can Judge Me」の歌詞解釈
全ての人の背中を押してくれる始まり
まだうだつのあがらねぇMC'S
路上に立ち尽くした売人
全ての奴にいつかRising
掴め一筋の光 Let's go!
出典: Only God Can Judge Me/作詞:AK-69 作曲:AK-69,NATO
◆用語解説◆
- うだつがあがらない:パッとしない。出世がなかなかできない。金銭的に恵まれる状況にない
- MC:HIPHOPで使う場合はラッパーのことを指す
- Rising→上昇
口語風にするとこんな内容です。
まだパッとせず売れていないラッパーだけじゃなくて
今はまだ光を見れていない全ての奴らに
お前らがいつか這い上がってこられるように
一筋の光を一緒に掴みに行こうぜ
前向きな気持ちにさせてくれるサビ
※
ダメだ、もういい… 誰かKill me…
行けど散々 クソなルーティン
(Hold on,wait a minute)
またこぼれる誰かの涙 ひとつだけいい?
立ちなHomie Only god can judge me
Ready,Set,Go (Let's go!)
死ぬ程生きりゃいーぜ Ay yo…
※
出典: Only God Can Judge Me/作詞:AK-69 作曲:AK-69,NATO
◆用語解説◆
- Hold on:持ちこたえる、続けていく
- Homie:仲間、ダチ
- Ready, set, go:位置について用意ドン、さあ準備はできた
英語の意味を入れた上で日本語にするとこんなニュアンスです。
どこまで頑張っても同じことの繰り返しで投げ出したい気分になったとしても
ちょっと待てって、続けていけよ
泣いてるお前にいいこと教えてやるから立ちな
どんなにバカにされたって神にしか裁けないんだぜ
さぁ準備はできただろ
自分の信じた道を行こうぜ
やりきれない気持ちや憂鬱な気分になった時に前を向かせてくれる役割として何度も登場する歌詞になります。
厳しい現実…
アメ車の整備のシノギはわずか
憧れたBonafide Hustler
団地でちゃっちー売人
気取り落ちてくこのカルマ
こんなはずじゃ どんなはずだ
浮かばれねぇガラクタ
今月家賃も払えず借金
もう目一杯のキャッシング
そりゃ愛想尽かす女
出典: Only God Can Judge Me/作詞:AK-69 作曲:AK-69,NATO
◆用語解説◆
- Bonafide Hustler:本物のやり手
- カルマ:理性によって制御できない心の働き
意味をあてはめてみるとおおよそ次のような意味合いになります。
本物のやり手を夢見てアメ車の整備をやってはいるけど
実際は団地で売人気取ってるだけ
このやりきれない思いをどこにやればいいんだ、浮かばれねえよ
結局儲かってねぇから家賃も払えねぇし、借金するにもキャッシング枠もねぇ
こんなんだから彼女にも愛想つかされちまう
複数の意味が込められている?!
Let's get it on 狼煙上げろ
つっても金はねぇバーロー
浴びるてクエルボ
有り金はたくてClub
俺にいつかKingdom come
※繰り返し※
出典: Only God Can Judge Me/作詞:AK-69 作曲:AK-69,NATO