たったひとつだけ 願いが叶うのならば 君が欲しいよ
最初で最後の恋を始めようよLady
ただひとりだけ 愛する人に捧ぐよ 想いを込めて

出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice

この運命の恋はまだ始まったばかりで、成就もしていません。しかし運命の恋であると確信しています。

歌詞にある最初で最後の恋とは、まさに運命の恋のこと。

そのことに相手も早く気づいてほしいのです。

早く二人で最後となる運命の恋を始めようと伝えているのでしょう。

主人公はもう自分の生涯をかけて恋をするのはこの人だと決めているようす。

人生をかけて愛情を注ぐから、この恋に気づいてほしいと願っているのでしょう。

好きになるのは生涯かけてひとりだけ

恋は、始まりがあれば終わりがあるもの。

付き合っては別れ、付き合っては別れ、そして最愛の人を見つけて結婚します。

この曲ではまさに最愛の人を「最初で~Lady」で表現。

恋に落ちた相手こそが自分の人生をかけて愛する相手だと伝えているのです。

もうほぼプロポーズですね。結婚前提で付き合って欲しいといっているのと同じでしょう。

それだけ強く相手に惹かれているということなのですね。

運命の恋を通して成長する二人

大人の恋をしよう

青く過ぎる季節は 涙に笑顔を混ぜて
鮮やかに滲んだ
ふたつ描いた道を 重ね合わせた時から
もうコドモじゃない

出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice

学生の頃に経験する恋と、社会人になってからする恋には違いがあると感じたことはありませんか?

学生の当時はそれなりに真剣な恋をします。

しかし社会人になってから振り返ってみると、まるで恋に恋をするような経験だったと感じることがあります。

歌詞の主人公はこれまでそれなりに真剣に恋愛をしつらいことも経験してきたつもりです。

しかし、今回運命の恋に出会ったことで、すべて笑えるくらい軽い恋だったということに気づいたのでしょう。

青く過ぎる季節」は、まさにた子どもが経験する思春期のような恋を差しています。

そしてこの言葉に対比するように「もうコドモじゃない」という言葉がならんでいますね。

主人公が今している恋は、これまでとは比べものにならないくらい人生をかけてもよい程大きな恋なのでしょう。

真剣であるということを表現しているのです。

この恋に相手が気づき二人の恋愛が始まったとき、お互いの人生が一つに重なるはずと確信しているのでしょう。

ゆくゆくは結婚、家庭を築くといった人生にもつながっていくような大人の恋です。

「ふたつ描いた道」とはまさにお互いの人生のことを差しているでしょう。

相手にとって初めての恋愛相手が、自分であってほしかったというような若い恋愛ではありません。

これまでの経験があってこそ今の二人が出会えたと思えるような恋愛だったのです。

これこそが、今主人公が感じている大人の恋愛であり運命の恋なのでしょう。

これまでの人生があったからこそ巡り会えた恋

始まりは突然に 巡り会えた秘密は
二人だけしか知らない 想い出結ばれる

出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice

主人公にとってのこの運命の恋は、ほとんど一目ぼれに近いような状態で始まったようです。

世界を含めれば何十億人にもなる人口の中からたった二人が出会う確率は数十億分の一でとても奇跡的な数字。

しかもその運命的な出会いの仕方は、十人十色です。

まったく同じ出会いをする人はいないし、他人に話しても話尽くせるものでもないでしょう。

出会ったときにお互いが感じたこと、表情やしぐさなどを完全に知っているのは二人だけなのです。

出会ったとき、なぜその場所にいたのか、どうして行こうと思ったのか…。

その時にお互いが感じたその場の空気は二人にしかわからないものなのではないでしょうか。

これまではまったくのバラバラだった人生が一瞬重なっただけで一本の線に。

その軌跡さを「突然」「秘密」「結ばれる」といったワードで表現しています。

永遠の愛

永遠の愛を君に誓う

僕らはきっと ただ幸せになるため 生まれてきた
この手を離しはしないよ 特別なLady
どんな未来でも 変わらぬ愛を誓うよ 強く抱きしめ
I love you I love you 君を永遠と呼ぶのさ
All my love for you

何があっても ずっと守りたいから
誰よりも 愛しい君へ

出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice

この曲の主人公は、これまで死ぬまでにいろいろなやりたいことがあったけれど、考えが変わってしまいます。

その原因は運命の恋

主人公は、運命の相手とただ一緒にいられるだけで十分という考えに変わったのでしょう。

自分の人生に運命の相手は必要不可欠。永遠の愛を誓うことを強く訴えています。

「何があっても~」は、他の誰でもなく自分の手で幸せにしたいということ。

だから一緒にいて欲しいという気持ちを意味しているのでしょう。

人生をかけて手に入れ育てたい愛