【チャットモンチー/majority blues】歌詞を解説！夢見る少女が成長する中で感じた事とは

きっと、22歳で大手レコード会社と契約して、大人の世界を垣間見た時に感じたのでしょう。

アーティストとはいえメジャーデビューするという事は、多くのファンを獲得しなければいけないという事。

やりたい事だけやるならインディーズで十分。

自分ひとりの力ではなく、いかに魅力的に見せていかに売っていくかという方法をたくさんの人が考える。

もしかして、バンドを商品のように感じてしまったのかもしれません。

しかしそこで彼女は、決して社会に媚びるような事はしませんでした。

私の事は私が守る。

誰に言わずともそういう意思を抱いていたのだと思います。

みんなに好かれる事ばかりしなくていい。

素のままの私でいたい、と。

素朴なアコギの音と、加工されていないであろう橋本絵莉子の声にもそんな主張を感じます。

その意思を貫いた事が、チャットモンチーという唯一無人の存在を作り上げる結果となりました。

この楽曲では、音楽を知るきっかけから、夢を抱き、夢を叶える様子が描かれています。

いつでも前向きで真っすぐな気持ちだけを持っていたことがわかります。

ブレない姿勢、私は私という強く固い意志。そして夢を信じて叶える力。

徳島から出てきた少女たちが、チャットモンチーを作り上げた秘訣が、歌詞を見るだけで伝わってきます。

楽曲は「名曲」と絶賛する声が多数あがっています。

しかし、MVについては「よくわからない…」という意見が多いです。

確かに、冒頭の止めカットから首の下が全て砂に埋まっている男性のシーンなので「？」と思わずにはいられません。

あまりにも楽曲のイメージからかけ離れているような気もします。

不思議なシーンの連続で、まるで洋楽の謎めいた世界観のMVのようです。

しかし、なぜか楽曲のゆったりした感じと同じスローテンポで流れていく映像についつい見入ってしまいます。

老若男女、本当に多くの人に愛されたアーティストでした。

楽曲作りからライブまで、ほとんど自分たちの手で作り上げた活動内容には圧巻です。

名曲もヒット曲もB面も、見逃せない楽曲が多数あります。

１つ１つの楽曲を噛みしめましょう！

デビューから解散までを振り返りたい人はこの記事をチェック！

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