引退を控えた安室奈美恵
26年間、日本を代表する「歌姫」として
1992年にSUPER MONKEY'Sメンバーとして芸能界デビューして以来、25年以上の芸能活動を続けている『安室奈美恵』。
もはや全世代的な知名度を獲得したトップシンガーとしての地位は疑うまでもないでしょう。
そんな彼女ですが、2017年になって、2018年9月16日をもって芸能界を引退すると電撃発表。
この日はデビュー26周年記念日にあたります。
デビューから実に26年。
引退当日には41歳になっている予定なので(とてもそうは見えませんが)、人生の半分以上を芸能人として送ってきたことになります。
最近では、2017年11月8日にリリースしたオールタイムベストアルバム「Finally」の爆発的なセールスが話題を呼びました。
発売初週でミリオンを達成しただけでなく、10代から40代の4世代でミリオンセールスを記録!
日本の歌姫として幅広い世代から人気を集めていることを証明してみせましたね。
これほどに人気があるのに。
本当に、「惜しまれつつも引退」という言葉しか出てきません。
世間では”安室ロス”も心配されています。
世代を超えて、私たちに影響を与え続けてきた『安室奈美恵』。
今回はそんな彼女のなつかしの名曲から「Birthday」に注目してみました!
アルバム「_genic」
大胆な制作陣
自身12枚目となるアルバム「_genic」は2015年にリリースされました。
ファンにとっては神アルバムだったのではないでしょうか。
アルバムリリース時にはそれまでにリリースしていたシングル曲を盛り込むことがセオリーとされています。
特に人気アーティストほどそうですよね。
しかし「_genic」は、収録された全13曲(+ボーナストラック1曲)すべてが新曲という、とんでもないエネルギーが詰め込まれた1枚です。
また、楽曲制作陣もこのアルバムの特色のひとつでした。
当時世界的な注目を集めていたクリエイター陣を迎えて制作されていて、楽曲ごとにプロデューサー・作詞・作曲が違うのです。
そのため、楽曲ごとに異なった雰囲気やアプローチがされていて、全体として非常にカラフルなアルバムに仕上がっています。
これまでの『安室奈美恵』とは一味も二味も違った、楽しめるアルバムです。
Birthday
制作陣
さて、今回紹介するのはアルバム「_genic」の4曲目に収録されている「Birthday」。
この楽曲はどのようなメンバーで制作されたのでしょう?
04 Birthday
作詞:Emyli
作曲:Andreas Carlsson, Michael Lerios, Gabrielle Symons, Demitri Lerios, Svante Halldin, Jakob Hazell
プロデュース:Svante Halldin, Jakob Hazell for Seventyeight Productions
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Genic
プロデューサーとして迎えられたのは「Seventyeight Productions」からSvante HalldinとJakob Hazell。
彼らはスウェーデンを拠点に活動している気鋭のプロデューサーです!
Kerliのプロデュースなどで知られています。
また、作詞担当のElyliは安室奈美恵のヴォーカルディレクター。
自身も歌手活動をしていた時期があります。
m-floのLOVESプロジェクトに参加していた…と聞くと、ピンと来る人もいるかもしれませんね。
MV
「Birthday」のMVは安室奈美恵自身初のワンショット撮影にて収録されました!
楽曲のタイトルにもなっているBirthday=誕生日は年に一度の特別な日。
そんな特別な日を演出するかのように、パステルカラーを基調としたおしゃれで明るい街並みのセット。
このセットは「主役だけの街」をテーマに作られているそう。特別な日は誰だって主役、というメッセージが込められていますね。
「Birthday」歌詞を和訳してお届け!
それではいよいよ「Birthday」の歌詞を深掘りしていきましょう!
この曲は全編にわたって英詞になっていますから、和訳をつけておきます。
が、和訳は筆者によるものですので、公式のものではありませんので悪しからず。
Got balloons flying in the sky
And my DNA’s riding on cloud nine
So everybody c’mon and shout
‘It’s my birthday, hey! Gonna make it fly’
出典: Birthday/作詞:Emyli 作曲:Andreas Carlsson, Michael Lerios, Gabrielle Symons, Demitri Lerios, Svante Halldin, Jakob Hazell