【ワークソング/星野源】歌詞に書かれているのは会社員のリアル？！意味を解説！コード情報あり

ドラムのスティック？でリズムをとって始まるこの曲、朝の軽快感が伝わってきます。

毎朝の通勤ラッシュの中、憧れの君を見つけます。

【胸の振り子】は彼女を見つけてドキドキがっ止まらなくなった自分の鼓動ですね。

少し離れたところにいる彼女に聞こえてしましそうなほどドキドキしている鼓動なのに、勇気を出して彼女に声をかけることはできません。

自分に自信が持てない草食男子なのでしょう。

この曲の主人公は、通勤ラッシュを避けるため、早めに出勤して誰にも邪魔されない朝を有効活用ししようとするような上昇志向バリバリの会社員でもはなさそうですね。

上昇志向バリバリじゃないから自分から奇跡をつかみに行くのではなく、何もしないで奇跡が起こるのを待つだけ。

だけど追い立てられるように何かを追いかけてる……その何かがわからないまま。

理不尽だと思いながらも【涙】を飲んで仕事して、【赤い唾】のような愚痴をを吐きながら頑張って働いている。そんな世の中の働く人をシニカルに歌っています。

この世のすべてを背負ったつもりで頑張っている会社員。現実は君も歯車のひとつだから、君がいなくても世の中はまわっていくんですけどね。

だけど多くの人は、自分の頑張りがほんの少しだけ世の中を明るくしているんだと信じて頑張っています。

我慢している自分の気持ちを、いつか言えるようになる日がくるんだろうか？

汗まみれになって、身体を壊す寸前まで頑張って働いているこの頑張りが、いつか報われることがあるんだろうか？

この歌詞からは、いつか自分の頑張りが報われる日がくることを夢見て働き続ける会社員の姿が目に浮かび切ないです。

そんな理不尽さを抱えながらも、やっぱり自分がその身を投じて働くことで世の中を動かしているんだ！と思っている会社員の姿が、そこにはあります。

この曲が作られたのは、星野源さんがクモ膜下出血で倒れる前。この曲が収録されたアルバムのレコーディング中に倒れた星野源さん。

きっと倒れるまでは、星野源さんもこの曲で歌われている会社員のように自分が歌うことで世の中の流れを生み出している……と思って頑張りすぎてしまったのでしょうか？

どんな人でも頑張りすぎはいけません。

星野源さんが歌う『ワークソング』をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

会社員ではない星野源さんが描いた会社員像……いいとこついてますよね？！

ワークライフバランス、働き方改革が叫ばれる一方、人手不足で残業超過のブラック企業があるのも現実。

自分の身体は自分で守ってあげましょう、誰もあなたを守ってはくれませんよ！

星野源さーーーん！働き過ぎ注意ですよーーー！！！