Mr.Children 2001-2005 <micro>

【Drawing/Mr.Children】いつか色褪せるけど…歌詞の意味を解釈!アルバム収録情報もの画像

本記事でご紹介する「Drawing」は21枚目である「youthful days」のカップリング曲です。

合わせてご紹介するベストアルバムMr.Children 2001-2005 <micro>」の2曲目にも「youthful days」は収録されています。

「Drawing」の歌詞を読み解く前に、まずはこのベストアルバムの曲のラインナップをご紹介します。

1.優しい歌
2.youthful days
3.君が好き
4.蘇生
5.Drawing
6.いつでも微笑みを
7.Any
8.HERO
9.タガタメ
10.掌
11.くるみ
12.and I love you
14.未来
15.ランニングハイ

全曲作詞・作曲:桜井和寿

出典: Mr.Children 2001-2005 <micro>/Mr.Children

1・2位を独占

【Drawing/Mr.Children】いつか色褪せるけど…歌詞の意味を解釈!アルバム収録情報もの画像

このアルバムは、デビュー20年目となる2012年にリリースされました。

このアルバムと同時にもう一枚Mr.Children 2005-2010 <macro>」も発売されています。

ジャケットのイメージは「Mr.Children 2001-2005 <micro>」が水と精子。

「Mr.Children 2005-2010 <macro>」の方が卵子です。

両方が合わさって、新しいものが生まれるという意味が込められています。

この2枚のベストアルバムは、オリコンチャートでは初登場で1・2位を独占。

次の週も同じく1・2位を独占し、同一アーティストが2週続けて、複数のアルバムが1・2位を独占するというのはオリコン初の快挙となりました。

やっぱりすごいわ、「Mr.Children」。

筆者このアルバムを所有しているのですが、全部皆が知っているいい曲ばっかです。

何当たり前の事言ってるんだって?

ベストアルバムじゃないかって?

それがそうでもないんですって!ベストアルバムって言ったって必ず「捨て曲」ってありません?

申し訳ないと思いながら早送りしてしまう曲ってあるでしょ?

この「Mr.Children 2001-2005 <micro>」と「Mr.Children 2005-2010 <macro>」に関してはそれありませんよ奥さん。

これ嘘じゃないです!

興味が出た方は是非ご購入を☆

「Drawing」

お待ちかねの歌詞の内容のご紹介がやっときましたね☆

キャッチにもある「色褪せる」とは?

筆者なりの解釈で紐解いていきたいと思います。

激しい感情ではなく

遠い遠い子供の頃夢で見た景色が
一瞬フラッシュバックしたんだ
笑いながら僕の頬にキスをする少女が
君とオーバーラップして

淡い光の曇り空に
フワフワな時を刻んでいく
この素晴らしい 煩わしい気持ちを
真空パックしておけないもんかなぁ

出典: Drawing/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI

今目の前にいる女性は愛する人。

愛するといっても激しい感情のそれではありません。

どこか懐かしい、それでいてとても愛おしい女性です。

「真空パック」は瞬間冷凍と一緒ですね。

一瞬にしてギュッとできないもんか。

フリーズドライではダメです。

乾いてしまうのでね。

ごめんなさい、少しふざけました。

一瞬でギュッと「真空パック」にしてしまいたいのは「今の時点の気持ち」です。

時が経てば

【Drawing/Mr.Children】いつか色褪せるけど…歌詞の意味を解釈!アルバム収録情報もの画像

※絵に描いたとしても
時と共に何かが色褪せてしまうでしょう
永遠はいつでも
形のない儚い幻影(かげ)
君と共に 僕の元に

出典: Drawing/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI

どんな出来事が日々起きたって、それが特別楽しい事だとしても、時が経てばその時の感動はどんどん小さく薄くなっていく。

でもそれは新しい出来事が増えていってるだけ。

無くなってしまう訳ではないんです。

みんな軽はずみに「永遠」っていうけど、それはもしかしたら幻に近いものかも。

「色褪せてしまう」のは自分達に日々起こる出来事を指していると解釈できるでしょう。

長年連れ添う妻に向けて?

【Drawing/Mr.Children】いつか色褪せるけど…歌詞の意味を解釈!アルバム収録情報もの画像

もっともっと上手に
いろんな絵を描けたなら
やっぱり君を描きたいな
僕にとって君とは
つまりそう小さな点
そしてあらゆる総て

デタラメと嘘の奥に
本当の答えが眠っている
この素晴らしい 慌ただしい
人生を二人三脚で超えて行けるかなぁ

出典: Drawing/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI

日々どんな事があっても、やっぱり君と一緒にいるのが僕は一番居心地がいい。

激しい感情のそれとは違うけど、僕には絶対の必要要素が「君」なんだ。

最後を「かなぁ」と閉める辺りは、なんとなく過ぎていけばいいという感情が見えます。

結局、何事もなく二人のこれからが安泰ならそれに越したことはないと。

ん?

という事は、この曲は妻に歌っているのでしょうか?

筆者はその様に解釈しますが皆さんはどう思いますか?