OSIRIS『モノクロのキス』
そしてこちらが、OSIRISが歌う『モノクロのキス』です。
動画はなかったので音声だけになるのですが、シドに比べると男らしいというか力強さを感じます。
OSIRISでボーカルを務めているのは、高良京小というキャラクターなのですが、声は声優の小林正典さんが担当されています。
『モノクロのキス』の歌詞に迫る!
心地よいリズムで始まり、落ち着いた雰囲気の歌い出しから、サビに入ると一気に盛り上がるのがこの『モノクロのキス』です。
では歌詞の内容はどんなものなのでしょうか。
歌詞をチェック
出会いに色はなくて モノクロ 吹き抜ける
痛みごと 君 委ねましょう
傷跡 強くなぞる 容赦ない秋がきて
涼しい指 手招くままに
出典: https://twitter.com/s898080/status/669407713676390400
出会いがモノクロということは、あまり喜ばしいものではないということでしょうか?
痛みを伴うということは、いわゆる「許されない恋」なのかもしれません。
【涼しい指】という部分からも、指輪を外して物足りなくなっているという雰囲気が伝わってきます。
その手が手招きするということは、恋人か結婚相手がいる相手に誘われているということになりますね。
溶けた後のやっかいな氷みたいな私を
優しくすくって上唇で遊ぶ
出典: https://twitter.com/Makoto_BYR_D/status/886907974039384064
溶けた後の氷というと、掴めない・持ち運べないというところがやっかいなところでしょうか?
たとえやっかいな状態にあっても、優しく接してくれるというのは心地よいですね。
それでもひとつの愛の形を探す
遠くよりも今を結んだ 枯れた瞳は
できればこのまま 包まれて終わりたい
二人で秘めた 淡い肌 月も隠れてる
出典: https://twitter.com/SIDlyricsbot/status/926742305033170945
【遠くよりも今を結んだ】というのは、結婚などの永遠を誓うことよりも今一緒にいるということを選んだ、ということでしょう。
つまりふたりに未来はないけれど、今が幸せであるということかなと思います。
そしてそんな誰にも言えない二人の関係は、月さえも見ないように隠れているということのようです。
夢中のその手前で 生温さだけを残して
引き際の美学 得意げなキス 嫌う
出典: https://twitter.com/sid_lyrics_ma/status/927124588051415041
この恋に夢中になる前に、相手は綺麗に引き際を見極めているということでしょう。
かなりやり手のように思えますね。
自分を夢中にさせないためのキスなんて、うれしいはずがありません。
一人にしないで もう察して 彩めて
どの言葉も君の部屋では すり抜けていくの
乱れて 眠って それ以上を教えて?
笑顔の問いに迷う吐息 月だけが見てる
出典: https://twitter.com/kashi_bot_s9/status/927046373869895681
誰かのもとに帰っていく姿を見送るのは、とても辛いことです。
だからこそわかってほしい、モノクロだった出会いに色を付けたい、と願っています。
そんなふたりのやりとりを、ほかの誰にも知られるわけにはいかないけれど、ここでは月だけが見ています。
次の長い針が天井に届く頃には
君はもういない 私はもういらない
出典: https://twitter.com/Durarara00/status/927133688059400192
できればこのまま 包まれて終わりたい
その笑顔は 夜は空しく朝を連れてくる
優しくて 熱くて 卑怯なキスで
彩ってよ 最後の夜 月が照らしてる
出典: https://twitter.com/arie07e/status/865351328679079936