「見つめていたい」

every breath

出典: 見つめていたい/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

1番のサビの前にたった一度だけ息を吐くようにこのフレーズが歌われます。

every breath」を直訳すると「全ての安らぎ」となるでしょうか。

そう、この曲の主人公にとって「君」ほど安らぎを与えてくれる存在はいない。

それをこのフレーズで表現しているのではないでしょうか。

だからこそ、それだけの深い愛情を「君」に向けている。

いつまでも「見つめていたい」と願うほどに。

I'll be here

【見つめていたい/flumpool】歌詞を解釈!ただ純粋に相手を想う心に焦点を当てた胸キュンソングの画像

この曲の切実さを説明するもう一つの理由が歌詞の中に隠されています。

その秘密を紐解く為に、この曲はが体どんな状況で歌われているのか考えてみましょう。

失恋ソング?

この曲に漂う切なさともの悲しさ。

それは、歌詞の至る所に「君」の側にいないことを匂わせる言葉がちりばめられているからです。

「見つめていたい」けれど、それが叶わないという現実。

カサブタの隙間に染みて

出典: 見つめていたい/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

例えばこのフレーズ。

心に負った傷がズキズキと痛む様子が分かります。

失恋でしょうか。

理由は分かりませんが、好きという気持ちが染みる傷だということは分かりますね。

吊革も持たずよろめきながら
送ってくれたメッセージ
届いてるよ…いまも

出典: 見つめていたい/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

次にこのフレーズでは、過去に送ってくれたメッセージのことを言っています。

それが「いまも」届いてるんだ、と。

もちろん、このメッセージの主は「君」でしょう。

ということは、このフレーズでは「君」のことを過去のこととして語っているとも考えられます。

すべての想い出に
君がいる
それだけで
涙が出るよ

出典: 見つめていたい/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

さらに、このフレーズからも「君」が過去であることが感じられます。

どうして過去なのか。

それはやはり、いまは「君」が側にいないからではないでしょうか。

失恋なのか、片思いなのかは定かではありません。

もう少し詳しく見ていきましょう。

I'll be here

I'll be here

出典: 見つめていたい/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

「僕はここにいる」という意味になるかと思います。

自分の存在に気付いてほしい。忘れないでほしい。

そんな気持ちの表れだと考えられます。

ずっと想い続けている人がいるのかもしれません。

失恋してしまったのかもしれません。

どちらにしても、いまも変わらず「君」を愛しているという気持ちが伝わってきます。

そんな状況にいるからこそ、切実なまでに「見つめていたい」と願わずにはいられないのでしょう。

愛する人を想うこの純粋でまっすぐな気持ちに共感する方も多いのではないでしょうか。

まとめ

flumpoolの「見つめていたい」はいかがでしたか?

デビューからまだ間もない頃に発表された楽曲とは思えないほどの繊細な描写力。

作詞を担当しする山村隆太の力が窺い知れますね。

それでは最後にOTOKAKEに掲載されているflumpoolの記事を紹介したいと思います。

ぜひ、こちらも読んでみてくださいね!

flumpoolの「見つめていたい」はいかがでしたか?

デビューからまだ間もない頃に発表された楽曲とは思えないほどの繊細な描写力。

作詞を担当する山村隆太の力が窺い知れますね。

それでは最後にOTOKAKEに掲載されているflumpoolの記事をいくつか紹介したいと思います。

ぜひ、こちらも読んでみてくださいね!