ここで相手の女性のイメージ像にさらっと言及しています。
「鼻にかかった声で痩せ型の子」
そういえばAKBをはじめとするアイドルはみんな鼻が詰まってる...
そんな女の子のことを表現しているのでしょうか?
また「今日だけは僕のもの」でどれだけ彼女のことを想っているのかということを強調しています。
その後に続く「許してよ」がちょっと気になりますね。
二人はすでにギクシャクした関係が続いてしまっている...
そのあたり描写がこの「許してよ」のひと言で決定的になると言えます。
サビで「SUNNY GIRL」という言葉が登場し「夏」のイメージを醸し出す
ありふれた日々だって 君がはにかめば ほら
SUNNY GIRL 色めきたつの oh oh oh
出典: SUNNY GIRL/作詞:atagi 作曲:atagi
「平凡な日々も太陽のような君がいるだけで素晴らしい毎日になるよ!」
的な気持ちを表現している部分です。
ここで、タイトルにもなっている「SUNNY GIRL」という言葉が登場し「夏」というイメージを強調させています。
サビの最後で見せる詩的な表現の上手な使い方
メロディは歌ってる 言葉にならぬ程
愛してるじゃ 足りないから
出典: SUNNY GIRL/作詞:atagi 作曲:atagi
ここで詩的な表現が出てきますね。
男性が女性に対する強い気持ちを歌っている部分だということがよくわかります。
メロディ=頭の中にこだまするBGM=君に対する気持ちの強さ
という雰囲気になるのかな~。
「愛してるじゃ足りない...言葉にならないくらい君のことを思っているよ...」
という気持ちの詩的表現ですね。
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Awesome City Club『SUNNY GIRL』の歌詞を引き続き解説!
歌詞は、その後の展開でも男性が女性を思う切ない気持ちが延々と続きます。
さて、2人はどうなってしまうのでしょう...
「彼」はとことんまで追い詰められてしまう感が満載
夢見がちな気持ちを隠し持ったまま
会っている事 君は見透かしてんだろう?
はだかな心 もてあそぶように 君は笑った
世界が変わった音がした
出典: SUNNY GIRL/作詞:atagi 作曲:atagi
なんだか彼は絶望のどん底っていう感じになってきましたね...
「君を想う気持ちを内に秘めていることを君は見て僕をもてあそんでいたんだろう?」 という感じ。
作詞したatagiの言葉の使い方は匠(たくみ)ですね。
「夢見がちな気持ち」や「はだかな心」等、ありがちのようで個性ある単語がセンス良いです。
「愛を表現する言葉が見つからない」という感情を詩的に表現
使い古した愛の 言葉をなぞっても
見つからない気持ちを わかってよ
出典: SUNNY GIRL/作詞:atagi 作曲:atagi
「『愛している』という使い古した言葉とは違う言葉が見つからない...
よって、その言葉を君に言い出すことが出来ない...
この気持ちをわかってほしい...」
このあたりは彼女に対してだけでは無く、自分に言い聞かせている感もあります。
「愛を表現する言葉が見つからない」感情を詩的に表現している部分です。