アルバムには幸せも切なさも入ってます

泣けるケツメイシの隠れ名曲

ケツメイシ【失恋】歌詞の意味を解説!2人がすれ違い始めたのはいつ?「さよならの続き」が示すものとは…の画像

『ケツノポリス3』は、日本のヒップホップグループ・ケツメイシの3枚目のアルバム。 リリースは2003年10月1日。
収録曲:失恋

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ケツノポリス3

失恋』が収録されているのはメジャーデビュー後、2枚目にリリースされたアルバムです。

その他には、季節が来ると聴きたい『夏の思い出』、メンバーの結婚を祝う『幸せをありがとう』などを収録。

このアルバムで、ケツメイシ歌と歌声の素晴らしさが一段と広まりました。

 『失恋』は『ケツノポリス3』の中で「切なさ部門」を担当。

あくまで予想ですが、体験があるからこその歌詞展開を繰り広げてくれます。

受け入れに時間はかかるけれど、後悔も反省も別れもすべて次のため…。

この後は『失恋』の歌詞の意味、解説を始めます。

始まりの歌詞が示すことは?

その後があるから…

冷めた心 取り戻せるように今なら
錆びた恋に 終わりを告げる事の意味

出典: 失恋/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

別れの心をえぐるような言葉で歌詞は始まりました。そしてこの歌詞は最後にも出てきます。

「さよなら」だけど、その先を知る「意味」は?

恋が終わるまでの悲しみを綴りながら「意味」を探します。

約束をしていた2人

僕と君のための時間

ケツメイシ【失恋】歌詞の意味を解説!2人がすれ違い始めたのはいつ?「さよならの続き」が示すものとは…の画像

誓い合った将来 相思相愛はもうない 二人 行き来 往来
昔の二人 今は何処に? なぜに二人  こんなことに?
あの頃と違う 環境の違いか 週末も会えず やさしくもなれず
すれ違う時間 ズレ出す価値観

出典: 失恋/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

4つの漢字で表された恋をしていたときの2人。

お互いが好きだったことを2人は口にしなくても良く分かっていました。

約束をしていたのは2人で過ごす将来。それも手に届くくらいの近い将来です。

分厚いキラキラした情報誌を2人でのぞき込んで笑い合った日。

あこがれのジュエリーブランドのお店をウインドウショッピングしたことも。

2人の将来のために使った時間を今も忘れてはいません。あの日は2人とも笑顔でした。

照れくさくてハッキリとした返事ができない僕の隣でも君は笑顔です。

限られた時間を惜しむように過ごした2人。でも今は違います。

2人で一緒にいるだけで輝いていた時間はもう戻りません。

君が僕と会わない理由を、受け入れられないままに時間が過ぎて行きます。

どこかできっかけを作って連絡をしようとしたけれど、君を思い出すとその手が止まりました。

僕のために時間を作ってくれる君は何処にもいないのです。

姿だけではなく心も見えない君との間にできた小さなヒビは、次第に大きくなります。

お互いがしたくないことは…

もうダメかもしれない。そんな思いの中でなんとか君を取り戻そうとします。

僕と君の「恋に対する今の見解とその先」が巧みな言葉運びで綴られました。

僕と君をつなぎ止めるために…

二人きり食事 会話もろくにせずただ二人 冷めてるとうに
どうしようもなくて 戻りようもなくて 身近な所に 理解者求めて
電話もしづらく 二人で居づらく 一通のメールの やりとりを最後に
誓い合う 次の恋は失くすまいと 互い二人 思い軽くないぞ
これだけは言える 二人悪くないと

出典: 失恋/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ