サイコロ振って
サイコロ振って出た数進め
終わりの見えない道だって
後悔なんて着こなすだけ
思い出に変わるその日まで
出典: PINK BLOOD/作詞:Hikaru Utada 作曲:Hikaru Utada
この部分では、自分で選んで進んでいくことの大切さが歌われています。
自分でサイコロを振って、出た目の数だけ進んでいくと自分で決める。
そして、たとえその道の先で後悔することがあっても、それでも構わない。
それらもいつか思い出にして過去の話にしてしまう、そんな強い思いが感じられます。
王座と自分で選んだ椅子が示すもの
サイコロ振って一回休め
周りは気にしないで OK
王座になんて座ってらんねえ
自分で選んだ椅子じゃなきゃダメ
出典: PINK BLOOD/作詞:Hikaru Utada 作曲:Hikaru Utada
王座というのは、王様が座る椅子です。王様とはみんなに認められ、注目される存在です。
ですが、この歌の主人公には、もうそんなものは必要ないのです。
誰かに認められるための椅子ではなく、自分で選んだ椅子に価値がある。むしろ、それでなくてはダメだと歌われています。
まとめ
「PINK BLOOD」は、余計な言葉を一切使わず、ひたすらにアイデンティティーと自己愛について歌われた曲でした。
浮遊感のある独特のメロディに、強いメッセージ性を感じる歌詞が乗っています。
また、アニメの主題歌ということでアニメの世界観にもマッチしていました。
アニメを見たあとで、もう一度聴いてみたくなる曲になっていますよ。
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