運命呪うより 抗う強さを 半端な覚悟じゃ 挑めない
絶望の彼方で ハジマリを唄おう まだまだこれから 喰らい尽くして
出典: Désir/作詞:MARiA 作曲:toku
「運命」という言葉は、英語に直すと「Fate」。
なんと歌詞の中にシリーズ名が入っているんです!
こうした仕掛けは、アニメタイアップならではですよね。
残酷な運命を呪ったりはしない。それよりも前に進むことを選ぶ。
聖杯大戦に挑むマスターやサーヴァントは、全員がそうした強い意志を持っています。
時に絶望することもありますが、それは終わりではなく、ひとつの「ハジマリ」。
敗北してもなお立ち上がっていく姿が見える、力強い歌詞です。
If you want something done right, you have to do it yourself
Love is what you make it
oh I can beat Fate
出典: Désir/作詞:MARiA 作曲:toku
英語の歌詞の中にも、「Fate」という単語が。
最後の行に「私は運命を打ち負かせるはず」という意味の歌詞が入っていますね。
他にも「正義を為すなら君自身の力で為さねばならない」、「愛は君が作るもの」という意味の歌詞が。
相手を勇気づけ、自分を鼓舞するような歌詞ですね。
主人公のジークとヒロインのジャンヌ、もしくは後にジークのサーヴァントとなるアストルフォを思い起こします。
このDメロの後に、歌詞は再び1番のサビをくり返します。
こうして改めて歌詞を見てみると、全編を通して「Fate/Apocrypha」にハマった歌詞だと思いませんか?
「Désir」に込められた願い
「Désir」の歌詞の中に何度も登場する「願い」。
この部分には「Fate/Apocrypha」らしさがもっとも表れていると思います。
「Fate」シリーズだからこその歌詞
「Désir」のタイトルは、前述したように「願望」という意味。
そして歌詞の中にも当て字で「願い」という言葉がたくさん出てきます。
「Fate/Apocrypha」の登場人物が抱えた「願い」の内容はさまざま。
マスターやサーヴァントが口にする「願い」という言葉には、それぞれ違ったニュアンスが含まれています。
それを歌の中でも表現するために、このような当て字がされているのでしょう。
「未来」や「希望」を願うのは誰なのか。
「自由」や「夢」を願うのは誰なのか。
そうしたことを考えながら「Désir」を聴くと、この曲をより堪能することができるのではないでしょうか。
まとめ
GARNiDELiAの「Désir」は、歌詞の内容を知れば知るほど心に響く曲。
特に「Fate/Apocrypha」を見た後に聴くと、イントロだけで涙があふれてきます。
ぜひ歌詞にも注目しながら、「Désir」を聴いてみてくださいね。
GARNiDELiAは他にもさまざまなアニメソングを歌っています。
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