和楽器バンドのプロフィール
2013年から活動を始め、2014年に待望のメジャーデビューをした新感覚バンド。それが和楽器バンドです。
バンド名からもわかるように、和楽器を使っているバンド。これまでもなかったわけではありません。
しかし、ここまで完璧に和楽器と洋楽器を組み合わせていいとこどりをしているバンドは珍しいといえるでしょうね。
メジャーデビューから日が浅いバンド。だからこそ周りに自慢できちゃうのも、和楽器バンドの魅力ですよ。
メンバー構成は女性3人、男性5人の8人です。
そのうち、和楽器が箏、尺八、津軽三味線、和太鼓の4つ、洋楽器がギター、ベース、ドラムの3つです。
ヴォーカルは吟詠コンクールにも出場経験がある実力者です。
国内外から注目されるパフォーマンス
和楽器バンドの活躍は日本国内にとどまりません。日本でも積極的にライブ活動を行っていますが、海外にも打って出ています。
北米の単独ツアーも開催し、ノリに乗っている和楽器バンド。その注目を浴びるきっかけとなった動画を外さずに紹介はできないでしょう。
それが『千本桜』をカバーして動画サイトに投稿したことです。
まれに勘違いしている人がいますが、『千本桜』はもともと『千本桜 feat.初音ミク』としてボカロ曲だったんです。
それを圧倒的パフォーマンスでカバーしたこともあって、注目が集まりました。
2018年3月1日時点で7700万回を超える再生回数を誇っています。ぜひともチェックしてください。
『Strong Fate』紹介
『Strong Fate』は2016年に発表された楽曲です。
和楽器バンドが毎年恒例で開催している大新年会ワンマンライブで初披露された楽曲でもあります。
その時会場にいた人は、目撃者となったわけですね。
収録情報
『Strong Fate』は配信限定シングルとして、2016年1月にリリースされました。
それでは音源として聴くことができるのは配信しかないのかというとそんなことはありません。
同年に発売された3枚目の映像シングル『起死回生』の初回生産限定盤、もしくはAmazon専売限定盤にはPVとして収録されています。
さらに、2017年に発売されたセカンドオリジナルアルバム『四季彩-shikisai-』と初となるベストアルバム『軌跡 BEST COLLECTION+』には音源として収録。
ベストアルバムはデビューからの軌跡が追えますからぜひともチェックしてください。
迫力あるPVをチェック!!
もともと配信限定シングルとして発表された『Strong Fate』でしたが、ファンからの熱い要望に応えてPVが制作されました。
編集に4か月を費やしたという超大作は、ファンの期待に応えそれを超えてくるクオリティ。
和のホラーと美しさが両立している世界観は必見です。
また、ギター町屋の切腹。津軽三味線の蜷川べにのバックヌード。
日本らしさを感じさせる美しさは映像にもこだわる和楽器バンドらしさが出ています。
もちろんサウンドも素晴らしいですから、ぜひ何度も見直して、聴いてください。
映画○○のイメージングにも
さて、配信限定シングルとしてリリースされた『Strong Fate』ですが、実はとあるタイアップの話から制作されています。
それが映画『残穢 -住んではいけない部屋-』です。『ゴールデンスランバー』や『白ゆき姫殺人事件』で監督を務めた中村義洋が監督。
そして竹内結子が主演。
原作は山本周五郎賞受賞作で、著者初の実写映画化。怨みや恐怖が迫ってくる、ドキュメンタリー・ホラーです。
文字でも伝わる恐怖感が映像化された話題作になりました。
ホラー映画が苦手ではないという人は、『Strong Fate』を作詞作曲する前に鈴華もチェックしてイメージを膨らませたそうですから、チェックしてみてください。
映像や世界観でリンクしている部分が見つかるでしょう。