ORANGE RANGEの超アゲ曲

ORANGE RANGE【ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC】歌詞の意味を解釈!アゲていこうの画像

ノリノリで盛り上がる曲が多いORANGE RANGE(オレンジレンジ)。

その中でも「ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC」は超アゲ曲です。

この曲は5枚目のシングルミチシルベ~a road home~」のカップリングとして2004年2月に発売されました。

また2枚目のアルバムmusiQ」(ムジーク)にも収録されています。

CMソングにも起用されたのでこちらで耳なじみがあった方もいるでしょう。

ただ、雰囲気で聴いていて歌詞についてはあまり考えたことがなかった。そんな場合もあるかもしれません。

あるいは改めて歌詞に注目してみると「どういう意味なの?」という部分もありそうです。

タイトルの意味も気になるのではないでしょうか。

そこで今回はこの曲の歌詞をじっくり解釈していきます。

歌詞をチェック!

タイトルの意味

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ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC
ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC

出典: ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

まずタイトルが歌詞に登場します。

カタカナ表記だと「ズンズン・ファンキーミュージック」。

このうち「ズンズン」とは勢いよく進む様子を表す副詞の「ずんずん」のことかもしれません。

あるいは重低音が体に響く感じを表す擬声語(オノマトペ)の可能性もあります。

次に「ファンキー~」と続くことを考えると、どちらの意味も兼ね備えているようですね。

とにかくイケてるファンキーな音楽を聴くよう呼びかけているのでしょう。

ちなみに「ファンキー~」とはブラックミュージックのジャンルのひとつ、ファンクが語源です。

JBことジェームス・ブラウンやジョージ・クリントン率いるPファンクを思い浮かべる方も多いはず。

そのファンクから転じて「グルーヴ感のある、ノリのいい音楽全般」を指すと考えられます。

音楽を止めないで

ORANGE RANGE【ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC】歌詞の意味を解釈!アゲていこうの画像

Don't stop funky music
ほらだんだんアンタ夢中に
初期衝動「ズンズン」
普通じゃいられない連中
ヘタれない年中
そうそうfunky boy
踊りたいがまま なすがまま
Don't stop funky music
はまるよあんたフツーに

出典: ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

この部分で伝えたいのは、ノリのいい音楽を止めないでほしいということ。

ざっくりいうと「アゲアゲでいきましょう!」、そんな話になります。

おもしろいのは「ズンズン」を初期衝動と捉えているところ。

例えば「多くの場合1枚目のアルバムには音楽の初期衝動が詰まっている」などと使われる言葉です。

ORANGE RANGEがオーディエンス(観客)に音楽を聴き続けることを呼びかけているとも受け取れるでしょう。

アゲ曲なら夢中になって踊りたくなるはず。そう煽っています。

ラップを楽しもう!

ファンシーとは?

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アフロ ユッサユッサ
ファンキーガイ(犬)
ダンシングナイト 段違いな勘違い
ドキドキふさいでるの何?
脱いだもんが勝ち
ファンシーミュージック
イリュージョンマジック
もう止まんねぇよ この鼓動
現実 真っ裸で逃走
ハイカラな奴らだけの演奏

出典: ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

ラップはとにかくライム(韻を踏むこと)やフロウ(歌い方)を楽しんだもの勝ち!

さて唐突にアフロが登場しています。

これは、ファンクのミュージシャンやファンに多いヘアスタイルというイメージがあるのかもしれません。

あるいはふわふわの犬の毛がまるでアフロスタイルのよう。そんな遊び心もありそうです。

「ファンシー」は「夢見がちな、奇抜な、自由奔放な」などを表します。

ノリのいい音楽で踊ると夢見心地になることから、まるで不思議な奇術みたいと例えているようです。

勘違い?

ORANGE RANGE【ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC】歌詞の意味を解釈!アゲていこうの画像

ただ、気になるのは「脱ぐ・裸」という表現が出てきたところです。

少々暴走し始めた気配も漂いますが、それは歌詞にもあるとおり勘違いなのかもしれません。

冷静に大人の対応をしましょう。

踊るのは恥ずかしいなどという自我の殻を破ったほうがいいというお勧めですね。

日常を忘れて夢見がちな音楽を聴き、非日常の世界で息抜きをしよう。

そんなところでしょうか。