“ayu”こそが平成を司る歌姫
QUEEN of J-POP
平成という時代を象徴する歌姫と聞いてみなさんはどのような顔ぶれを思い浮かべるでしょう?
歌謡曲からJ-POPへ、大衆音楽にもグローバルスタンダードが求められた平成という時代の最中。
1998年、浜崎あゆみさんのデビューは“事件”ともいえる現象を巻き起こしました。
「女子高生のカリスマ」として同時代を過ごした安室奈美恵さん。
彼女の育休時、カリスマの不在を嘆く民衆の期待に応えるように彗星の如くデビューしたのがあゆでした。
彼女は瞬く間にJ-POPシーンのクイーンとして君臨してしまいます。
あゆの築き上げた様々な記録の数々はいうまでもありません。
ミリオンセラー、リミックスの大衆化、カッティングエッジな作風、そして常に付きまとう死生観...。
そしてキャリアの絶頂期には突発性難聴により左耳の聴覚を失ってしまうのです。
それでもなお素晴らしい作品を世に送り続けるあゆの姿に果たしてどれだけの人々が救われたのでしょう?
平成の音楽史と共に名曲の数々を振り返る!
そこで今回は平成の音楽史を振り返る一環として浜崎あゆみさんの名曲の数々に注目!
膨大な数の楽曲の中から2019年最新版の人気曲TOP10をランキング形式で発表いたします。
とはいえこれまでに彼女が発表した膨大な作品から10曲を選ぶのは至難の業です。
今回は筆者が生粋のあゆ好き女子から聞き取ったデータを基に独断で選曲いたしました。
それではご覧ください!
第10位『 Who…』
あなたは1人じゃない、と優しく歌い上げる歌詞に共感

Who…[Live Lyric Video]【from『A BEST -15th Anniversary Edition-』】/浜崎あゆみ
本当の強さは誰が教えてくれて
優しさは誰が伝えててくれた?
誰がいたから歩こうとして
誰に髪をなでて欲しかった?
誰があきらめないでいてくれた?
忘れないよずっと
出典: Who.../作詞:浜崎あゆみ 作曲:菊池一仁
しっとりとした歌声で一言一言を噛みしめるように歌うあゆ。
どんなに強い人でも1人で生きていくことはできない。
孤独や挫折を味わった夜に聴くとより一層心に沁みわたる1曲です。
第9位『No way to say』
浜崎あゆみさんの人気曲ランキング第9位は『No Way to Say』です。
リリースされたのは2013年11月、あゆの通算31枚目のシングル曲。
そして「第45回日本レコード大賞」の受賞により3連覇という快挙を成し遂げたことでも有名です。
想いを伝えることの難しさに誰もが共感

No way to say/浜崎あゆみ
ジャケット写真、MV、徐々に熱を帯びていくあゆの歌声...。
すべてが完璧で可愛すぎる、アユの代表曲の1つでしょう。
誰もが経験したことがある、想いを上手く伝えられないもどかしさを表現した『No Way to Say』。
リリースされた当時よりもコミュニケーションが複雑化した今だからこそ聴き継がれるべき名曲なのです。
本当は1位でもいいのですが...。
泣く泣く今回は9位とさせていただきます。