「春を待ちわびる」という言葉は寒く厳しい冬が終わるのを待っているときに使われる表現。
「いろいろなことがあったけど、今日を境に『そんなこともあった』程度に考えて行こう!
そう、僕たちはこの日を待っていたんだ!」
と解釈しました。
サビは卒業式の感動的な描写が施されている
細かいパート分けのハーモニーを聴かせてくれている部分です。
このあたりはGReeeeNならではの見事なテクを感じさせてくれます。
(HIDE+92)
この見慣れた風景が
(navi+&SOH)
君との思い出が
(HIDE&92)
いつの間にか
(HIDE+navi+92+SOH)
今日を迎えて
(HIDE+navi+SOH)
あの初めて会った日
(HIDE)
にも
(navi+SOH)
旅立つ今日も
(HIDE+navi+92+SOH)
『サクライロ』が僕ら照らす
出典: 春を待ちわびて/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
この曲のサビは感動的な映像が思い描かれる大変良い歌詞が表現されていますね。
「旅立つ今日」=卒業式、「初めて会った日」=入学式と読み取って良いでしょう。
「いろいろなことがあって、卒業の日を迎えたけど、卒業式も入学式と同じように桜が咲いているね」
と歌っている部分です。
いわゆる2番に移り再びnaviのソロパートから
(navi)
君がいないと 少し不安だけど
胸を張って会えるように
そんな僕らでいよう
出典: 春を待ちわびて/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
再びnaviのソロパート。
同じようにディレイを効かせて複数人で歌っている雰囲気を出しています。
「堂々と再会できるようにこれからは悔い無く生きていこう!」
というニュアンスですね。
「君」=必ずしも女性(異性)では無い
ここでうっすら「君」は女性(異性)に限った存在では無いというところが見えて来ます。
「君」は「彼女」では無く「親友」という存在ですね。
男女関係の無い親友と捉えて良いのでは無いでしょうか?
「僕」も「君」も同じようにがんばてきた学友
(HIDE)
きっと何度涙こらえて
1人空を見上げた
どこかで君もまた同じかな?
どんな日々も立ち向かって
今日がスタートって信じて
春待つ息吹たち
出典: 春を待ちわびて/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
盛り上がるサビが感動的過ぎる!
(HIDE+92)
この見慣れた風景は
(nav+&SOH)
君との思い出は
(HIDE&92)
いつの間にか
(HIDE+navi+92+SOH)
宝物で
(HIDE+naviSOH)
あの初めて会った日
(HIDE)
にも
(navi+SOH)
旅立つ今日も
(HIDE+navi+92+SOH)
『サクライロ』が僕ら包む
出典: 春を待ちわびて/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
前のサビとほぼ同じ内容の歌詞ですが、若干アレンジされて「宝物」という言葉が使われています。
「3年間通ったこの学校、そして君との思い出…それらは宝物だったんだ。
今、僕は入学式と同じように桜の花びらに包まれている。」