ああしろ、こうしろと言い育てた子供も巣立っていき
どっちが先に死ねるかなんて遊びでカケてたけど
結果、僕が負けた

出典: 窓の外はもう日曜日/作詞:九州男 作曲:九州男

時は過ぎていき、いつも小言をいいながら育てた子供も自立して家を出ました。

また2人だけの家で、年を老いていきながら余生を楽しんでいた様子が感じられます。

そんな中、自分の方が先に逝ってしまうと思っていたのに「君」は先に旅立ってしまいました。

「僕」はまた、一人になってしまったのです。

人に世転び人に泣きまた人に喜んで君は笑う
無邪気な表情見せる自由気ままな空みたいだったよ
今になっても君が好きで好きで好きで相も変わらず
後悔はない地味だったけど世界一幸せだった

出典: 窓の外はもう日曜日/作詞:九州男 作曲:九州男

「君」との時間を思い返しながら、一緒にいたことがどれほど素敵な時間だったかを思い出として感じています。

無邪気な笑顔や飾らない性格、それらすべてが今でも愛おしいと思える。

どこにでもある家庭だったかもしれないけれど、どこよりも幸せな家庭だったんですね。

年を老いた時、こんな風に感じられる人生って本当に素敵なことです。

喧嘩をしたりしたこともきっとあったでしょう。

それでも2人で乗り越えて、より絆が深くなっていったと思います。

人生の最後にこんな風に配偶者に思われるようになりたいものですね!

また来世で会おう

次あったらまた平凡な生活が続くだろうけど
いっぱい笑わせてあげよう
それが今は唯一の楽しみなんだ

出典: 窓の外はもう日曜日/作詞:九州男 作曲:九州男

そして最後の歌詞です。

退屈で平凡な日常を変えてくれた「君」。

そんな「君」がいなくなった今、また退屈な日々が戻ってきてしまいました。

それでも来世にまた「君」と出会った時は、現世の時よりも笑顔にしてあげたいという目標が出来ました。

退屈な日々だけど、「君」のおかげでちょっとした楽しみが出来ているみたいです。

おじいさんが空を眺めながら、亡くなった妻を思い浮かべている姿が目に浮かぶようです。

これで、この男の物語は終わりです・・・。

PV

【窓の外はもう日曜日/九州男】絶対泣ける…!愛しさが溢れ出すバラード曲!歌詞・PVの意味を解説!の画像

歩く姿だけで語られる物語

「窓の外はもう日曜日」のPVは、歌詞に合わせて歩く足元だけを映した映像がひたすら流れます。

高校生・社会人・・・やがて年老いていく。

歩いている姿だけで、不思議と情景が浮かんできます。

この映像は、観る側の想像力が膨らみやすいのではないでしょうか。

PV内には歌詞が表示されており、映像と相まって感動的なPVとなっています。

下記にPV動画をのせておきますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

「フジモン&ユッキーナver.」

この「窓の外はもう日曜日」のPVには、スペシャルPVとして「フジモン&ユッキーナversion」が存在します。

これは、お笑い芸人の藤本敏史さん(通称:フジモン)とモデルでタレントの木下優樹菜さん(通称:ユッキーナ)が出演しているPVです。

この2人といえば、みなさんもご存知の通り、おしどり夫婦として有名ですよね!

そんな2人が、冒頭で喧嘩をしてユッキーナが家を飛び出していきます。

フジモンは、残された家で一人「窓の外はもう日曜日」のPVを観ています。

ユッキーナは、川辺を歩きながらイヤホンで曲を聴いています。

2人はこの曲を聴き、感化されたようにお互いに会いに行くことを決意します。

最後には、仲直りして映像は終了します。

リアルな夫婦の様子を描いた映像は、本編PVとは一味違った良さがあります。

こちらも下記に動画をのせておきますので、本編PVと比較しながらご覧ください。

終わりに

九州男の「窓の外はもう日曜日」は、いかがでしたか?

シングル曲としてリリースしてもいいほどの、クオリティの高い曲です。

恋人同士や夫婦で聴きたい、そんな心温まる曲でしたね。

ぜひ、この機会に2人でこの「窓の外はもう日曜日」を聴いてみてはいかがでしょうか。

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