NEWS「チュムチュム」発売！気になる歌詞は？動画＆音楽情報あり♪

2015年6月に発売されたNEWS18番目のシングル「チュムチュム」。

「一度、聞くと中毒になってしまう」という人が大勢いるほどの、インパクトのある曲です。

また、衣裳もダンスもユニーク。まさに、インドです。

「チュムチュム」の映像を見ていると、インド映画を思い出します。多くのものにはミュージカルでもないのに、ダンス＆ミュージックが頻繁に入ります。

インド映画は大量に作られてきましたが、よく知られているのは、日本でも大ヒットした映画「ムトゥ踊るマハラジャ」。

「チュムチュム」はこうしたインド映画の中に出てくる歌と踊りに似ているように思いませんか。

これは、2015年に発売されたNEWSの17曲目の「KAGUYA」から始まった「大人がはまれるファンタジー路線」を強烈に推進させる曲になっています。

2015年1月発売のシングル「KAGUYA」のミュージックビデオでは、写真家で映画監督の蜷川実花と日本に古くから伝わるファンタジー「かぐやひめ」の世界をつくりました。

そして、2015年にリリースされたアルバム「White」に収録された「BYAKUYA」では、死者の行進、十字架などを取り入れ中世のイメージたっぷりのゴシックホラーサウンドです。

そして、インドたっぷりのちょっと聞くとヘンテコな歌詞と曲調の「チュムチュム」につながっていきます。

この「チュムチュム」には、かつてのNEWSらしい、これは若手ジャニーズ全般に言えることでしょうが、「かわいさ」「等身大」が残っています。

それが、「チュムチュム」の中のダンスの振り付けにあらわれています。

中指と薬指、親指をくっつけて「チュムチュムINDIA」と踊る振り付けにかわいらしさが残っています。

でも、ファンタジーでセクシーな曲と踊りの中で、あとでも書きますが、「チュム」は「キス」の意味であり、「キスしたい」と表現するのに、かわいらしさがある方がストレート過ぎなくていいのかもしれません。

その点、深夜バスで女の子に出会い2人だけの熱い夜を過ごすという2012年7月発売のシングル「チャンカパーナ」の構図に似ているように感じます。

ストレートにいうと深夜バスで女性と意気投合して、抱くという内容であるにもかかわらずセクシーさが中和されている、そこが「チュムチュム」との共通点を感じさせます。

「チャンカパーナ」は、山下智久と錦戸亮が脱退して4人となり、その前のシングル「Fighting Man」からおよそ1年8か月ぶりに出たシングルです。

その長い空白の期間に、NEWSは解散になるのではないかとうわさされながら、今後の4人体制のグループについて練りに練っていたのでしょう。

「チャンカパーナ」から「チュムチュム」へ、その結実が表れているといえるでしょう。