乃木坂46『今、話したい誰かがいる』の選抜メンバーを紹介♪歌詞＆動画情報はこちら！

どんなに恋愛感情を抑えていても、心は正直です。

友達としての関係は心地よいけど、もっと特別な関係でいたいという心理がヒシヒシと伝わってきます。

特に「諦めるなら一人でいいけど　夢を見るなら君と一緒がいい」という歌詞は胸を締め付けられますね。

過去を振り返るのはむしろ1人の方が良いと思いますが、大切な人と同じ将来を夢見るというのは非常にロマンティック。それだけで将来は輝かしいものになります。

「結婚は2人で同じ方向を見ること」と言われることも多いですが、ここの歌詞は正にそのことを示しているような気がしますね。

何か望みの物を手に入れようとすると、どうしても苦しかったり傷ついたりしてしまうもの。

恋も同じです。

好きな人がいたとして、もしその相手が友達だとしたのなら一度友達関係を壊さなければなりません。

もし思いが通じ合わなければ、もう友達に戻ることはできないかもしれない。そんな葛藤を経験したことがある人は多いはず。

そんな苦しい思いをするなら、望まなければいい。望まなければ傷つかずにこれからもその相手と楽しく過ごすことが出来ると、保身に走った乙女心。

非常に切ない歌詞ですね。

ふとした瞬間に友達から恋愛対象に変わっていく。

友達だったら微塵も気にしないコーラの回し飲みも、恋愛感情を抱いている相手となるとそれは特別なもの。ドキドキを抑えられるはずがありません。

でも、この心地良い関係を終わらせたくない。

片思いだとしても、もしくは両想いだとしても、傷つくぐらいならこのまま友達としていつまでも楽しい瞬間を楽しみたいといった心理が伺えます。

実際の恋愛でも、友達以上恋人未満の関係というのは恋人関係よりも気が楽で心地良い関係ではありますが、いつまでもそのままの関係で良いのでしょうか。

やっぱり好きな人とは特別な関係になりたくなりませんか？

監督は荻原健太郎氏。クリエイティブディレクターは澤本嘉光氏。

耳の聞こえない女の子を演じる西野七瀬が、手話を通じて白石麻衣達が演じるダンススクールの生徒たちと仲良くなっていくというストーリーです。

フルバージョンは2015年10月5日～10月28日までの期間限定で公開されていました。

現在はこのショートバージョンしか公開されてないのが悲しいところです。

恋愛感情に気づいてしまった女の子の切ない乙女心を歌った、乃木坂46の「今、話したい誰かがいる」。

今まさに友達に恋をしてしまったという人には、共感しかしないような切ない歌詞が胸に響きます。

特別になりたいけど傷つきたくない、そんな悲しく切ない乙女心は、世の中の恋する女性の心を締め付けるのではないでしょうか。