最強のライブバンド
デビューから20年以上
Dragon Ashのデビューは1997年です。
20年以上にわたって日本のロックシーンのトップに君臨してきました。
ヒップホップやパンク、ラテンミュージックなど様々な要素を持つサウンドはユニークそのもの。
まさに日本が誇る「ミクスチャー・ロック」のバンドです。
Dragon Ashの真骨頂はやはりライブでしょう。
ファンとのコミュニケーションを大事にする彼らにとって、ライブは大切な場所なのです。
しかしライブは生き物。セットリストは時代を経て変わっていくものです。
Dragon Ashのように長いキャリアのあるバンドならなおさらでしょう。
ファンが聞きたい代表曲、ヒット曲、最近の曲、どれを選ぶかあるいは削るか。
その作業にかなり神経を使うことは間違いないと思います。
今回の記事ではDragon Ashのライブ定番曲からおすすめ人気ランキングTOP10をご紹介します。
ここ数年のライブからセレクトしていますので、比較的新しい曲が多いと思います。
古いファンの方から見ると「あの曲がない!」となるかもしれません。
しかし、先にも書いたようにライブは生き物です。
10年前と今とではライブの定番曲が変わるのは当然のこと。
今から初めてDragon Ashのライブに行くという人の参考になるように書いたつもりです。
それではスタートです!
まずは10位~6位の発表!
10位:Viva la Revolution
1999年リリースの3rdアルバム『Viva La Revolution』に収録された曲です。
ヒップホップの要素を前作よりも広げ、ミリオンヒットを記録した代表作。
この曲はそのタイトル曲になります。
「Viva la Revolution」という冒頭の声はイギリスのバンドTin starの「Viva」からサンプリングしたものです。
なめらかで美しいフロウの中、自分が音楽を鳴らすことの意味が歌われていきます。
歌詞だけでなく、降谷建志のメロディーメイカーとしての才能もよくわかる名曲。
サビの部分の女性ボーカルはライブでは歌われず、「Viva la Revolution」の大合唱になります。
観客とバンドのエモーションがどんどん高まっていくのが快感なのです。
ライブやフェスではアンコールやラストに歌われることが多い曲です。
9位:静かな日々の階段を
2000年リリースの4thアルバム『LILY OF DA VALLEY』に収録されています。
深作欣二監督、藤原竜也主演の映画「バトル・ロワイヤル」の主題歌としても起用されました。
アコースティックギターの音色が非常に印象的な曲です。
ライブの中ではクライマックスで盛り上がる前、一旦落ち着かせる場面で演奏されることが多いようです。
静かなところから、一気に爆発するという展開になり一層盛り上がるわけですね。
ライブの押し引きを考えると外せない曲のひとつです。
曲についての解説はこちらの記事が詳しいです。ぜひ読んでみてください。
「静かな日々の階段を」(Dragon Ash)タイトルが意味するものとは...!?歌詞を徹底解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2000年に発売されたDragon Ash「静かな日々の階段を」が伝えたいメッセージとは?色褪せないDragon Ashの名曲を紐解いていきます。
8位:Lily
2014年の10thアルバム『THE FACES』に収録されたシングル曲です。
Lily=百合はDragon Ashにとってデビュー以来重要なモチーフになっています。
激しい曲ですが、その中に温かい包容力のようなものが感じられると思います。