いまだかつて
ないほど入り組んだway
悩めるだけ悩め
時が来たらかませ
風まかせ
どっちみちいばらのway
出典: かつて天才だった俺たちへ/作詞:R-指定 作曲:DJ松永
昔は自分の夢ややりたいことを追いかけていたけど諦めてしまったという人はこの世にたくさんいるでしょう。
頑張っていたけど心が折れてしまった人、年齢を理由に挫折してしまった人。
理由はそれぞれです。
しかし、諦めたからといってもう二度と頑張ってはいけないということではありません。
少し休憩をしてまた頑張るという選択もあります。
またチャンスというのは唐突にくるものです。
少し期間をあけたことによってチャンスの歯車が噛み合う場合もあるでしょう。
結局のところ、辛い時もあるけれど最後まで諦めなければ可能性は0ではありません。
歌が下手と言われていた人だってビッグなアーティストになれる可能性があるのです。
どこにチャンスが転がっているのか分からないので、すぐに諦めるのはすごくもったいない。
いつも全力を出す必要はないから、長く根気よく続けようという意図が上記の歌詞から読み取れます。
一度きりの人生だから
まだ見ぬ高みへ駆け込み乗車
花火のような
運命だろうが
我が身果てるまでやりきれそうya
出典: かつて天才だった俺たちへ/作詞:R-指定 作曲:DJ松永
泣いても笑っても一度きりの人生です。
そして人生はいつどこで終わるか分かりません。
目指したい場所があるのなら。
どうせならそこに向かってちょっとずつ頑張ってみてもいいのではないでしょうか。
そんなソッと背中を押してくれるような歌詞です。
潰せるものなら潰してみろ
墓場に入るまで
後一体いくつ可能性の芽を摘んでしまうだろうか?
稀代のうつけ者 or 天下人
or 今まだ醜いアヒルの子
ほらどうぞご指導ご鞭撻の程
渡る世間の洗礼を浴びるとこ
出典: かつて天才だった俺たちへ/作詞:R-指定 作曲:DJ松永
何か1つの選択をすると選ばなかった方の選択は潰されてしまいます。
人生の中でたくさんのタラレバを潰しているでしょう。
今はまだ成果が出ていない人でも何かがきっかけで夢が可能かもしれません。
逆に今まで成功を収めていた人が急転落することもあるでしょう。
社会にはさまざまな人生を歩んできた人がいます。
そんな人生の先輩達は支えてくれたり、指摘したりといろいろと社会の厳しさを教えてくれる貴重な存在です。
しかし中には社会という大きな存在を武器に自分大切なモノを潰そうとする人もいるでしょう。
そんな人達の言葉は耳を貸さず、歌詞5~6行目のように少し余裕を持ったような態度で十分です。
何歳になろうが可能性はある
俺はキャンパスかなり薄汚れた
だけどワンチャンスまだ余白はあるさ
ちゃっかり目立ったり劣ったり
この隔たりよ永遠に
出典: かつて天才だった俺たちへ/作詞:R-指定 作曲:DJ松永
年を重ねれば重ねるほど、世間の厳しさや人間らしい黒い部分などもたくさん経験するでしょう。
そんな多くの経験から、無難に生きていくことが楽だと分かってきます。
しかしそれでも心のどこかでは何か叶えたい夢や目標がある。
そんな眩しい想いを大切にしていきたい。
他人に言ったら笑われるかもしれない、なんて思うこともあるでしょう。
それでもその純粋な想いだけはいつまでも大切にしていこう、という歌詞のように解釈できます。
新たな道へ
無傷のままじゃ居られない
変わり続けてく多面体
その物差しじゃ測れない測らせる気も無い
出典: かつて天才だった俺たちへ/作詞:R-指定 作曲:DJ松永
時代の変化というの早いものです。
誰もがYouTuberという職業が誕生するとは思わなかったように、いつどんな変化があるか分かりません。
だから今は世間とズレている考えもいずれは当たり前になる可能性もあります。
しかしその考えの違いでたくさん傷つくこともあるでしょう。
そこで折れるのも自由、貫き通すのも自由。
一度折れて、より硬いものに変化させるのも自由です。
自分が感じたままに行動することに意味がある。
あまり世間の声ばかり気にする必要はないよ、と伝えてくれている歌詞のように感じます。
誰にだってチャンスがある!
上記で「かつて天才だった俺たちへ」の歌詞を一通り解説してきました。
応援ソングというのは「今」頑張れというフレーズが強いイメージがあります。
しかしこの楽曲は自分のタイミングでいけ、というメッセージが印象的です。
そのため今頑張らなくちゃ、という焦りが生まれることなく、歌詞がスッと心に入りやすくなっています。
自分の個性を潰された人も諦めるにはまだ早いものです。
何か成し遂げたいことや、やりたいことがあるのなら諦めずにいこう。
生きている限りチャンスは誰にだってあるのだということが1番伝えたい想いなのかもしれません。