主人公と「あなた」は、この先もずっと純愛を育み続けるのでしょう。
いつまでもピュアな2人の姿が目に浮かんで、微笑ましい気持ちになりますね。
月灯りと星空
月灯りの下 やさしく眠る
思い出は夏の星空となる
出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作
ここは心が浄化されるのではないかと思うほど美しい歌詞ですね。
眠りにつく主人公と「あなた」を見守る月の光と、2人の思い出を輝かせる満点の星空。
月の光に照らされた「あなた」の寝顔を、主人公は愛おしげに眺めていることでしょう。
そうして2人で歩んできたこれまでの道のりを振り返って、さらに「あなた」への愛おしさが増しているのかも。
主人公の心情を考えると胸がキュンとしますね。
月の柔らかな光の下で見る恋人の寝顔は、きっと主人公を幸福な気持ちでいっぱいにしているでしょう。
今夜のことも、いつか空に浮かぶ星の1つに変わるはず。
2人の思い出が増えていくたびに、見あげる夜空は輝きを増していきます。
美しいだけでなく、ロマンティックで素敵な歌詞ですね。
時よ止まれ
もう帰らない帰れない
あなたのそば以外で私
輝かないの輝けないの
輝かない二人つつみ 時よ止まれ 永遠に
出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作
ここの歌詞は主人公と「あなた」の絆が最も強く描かれている部分といえるでしょう。
「あなた」の傍を片時も離れたくない。
2人はもう別々の家に帰るのも耐えられないほどに、互いを求め合っています。
自分らしくいられるのは「あなた」の隣にいる時だけ。
そんな風に2人一緒にいない時の自分を否定するほど、主人公は「あなた」のことを深く愛しています。
しかしそうはいっても、ずっと2人で一緒にいることは叶いません。
それならいっそ、今この瞬間で時が止まってほしい。
そうして永遠に一緒にいられるなら、2人にとってこんなにも幸せなことはないでしょう。
互いに互いのことしか見ていない。
こんなにも恋人同士の強い絆を感じられる歌詞は、この曲を置いて他にはないかもしれませんね。
あなたを守ると誓う
この曲の中で、主人公が一番「あなた」に向けて伝えたかったこと。
それが最後の歌詞で歌われています。
月灯りに照らされながら、2人はどんな会話を交わしたのでしょうか。
一緒に歳を重ねていこう
僕は右手あなたは左手
ずっと手をつなぐ
出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作
「ずっと」というのはきっと一生を意味しているのでしょう。
自分たちがお爺ちゃんやお婆ちゃんと呼ばれる年齢になっても、こうして手を繋いでいたい。
可愛くて幸せな願い事ですね。
そしてそれは、2人並んで歳を重ねていこうというメッセージも込められているのではないでしょうか。
この「ずっと」には、主人公のいろいろな想いが込められているようです。
主人公の覚悟
風の強い寒い日には僕
あなたの前に立ち
僕のすべてをかけてでも守ってみせる永遠に
Lu... 守ってみせる
Lu... Lu... Lu...
永遠に守ってあげる
出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作
「風の~」の歌詞は、これからの人生で起こり得る困難や苦労のことを表現しているのでしょう。
どんな時もあなたを守る。
月灯りの下で、主人公は「あなた」にそう誓いを立てました。
「あなた」のためなら、主人公は何だってするでしょう。
その覚悟が「僕の~」の歌詞から感じられます。
愛しい存在が守りたい存在に変わっていく。
これもまた、出会った時と今とで変化したことの1つなのかもしれません。