【他の星から/乃木坂46】7人の魅力が詰まっているMVが魅力的♪気になる歌詞の意味を徹底解釈！

前述のパートでは、主人公の他人行儀な姿勢について言及しました。

しかし10代の女の子にとって世界の状況を気にかけるほどの精神的な余裕はないとも考えられます。

そしてこのパートでは大人たちに対してそんな危機さえも、どうにかしてくれるはずだという思いが描かれているのです。

そしていつの間にか世界が形を変えていっても、自分にとっては日々の暮らしが維持されていれば良い。

それは若者たちにとっての総意だといえるのではないでしょうか。

これは現代において若者たちが政治に対して、無関心であることが問題とされることと似ているように思われます。

つまり若い世代にとっては、いつ来るか分からない未来よりも今こそが大切なのです。

ある視点から見ると、これは風刺であるように感じられます。

しかしもう一方の視点から見ると、これは現代の若者の思考というものを描いたものだといえるのではないでしょうか。

秋元康はそんな若者の姿に危機感を覚えながらも、どこかで若者とはそういうものだと考えているのかもしれません。

この楽曲がどこか楽観的に聴こえるのも、そうした意図があってのことなのではないでしょうか。

耳馴染みの良い楽曲でありつつ、秋元康の歌詞の奥深さも感じられる1曲といえるでしょう。

実は『他の星から』の歌詞中には、実在するあんみつ屋さんも登場します。

そのあんみつ屋さんとは、東京都飯田橋にある「紀の善」というところです。

『他の星から』で扱われて以降、「乃木坂46」ファンの聖地的な場所としても有名になっており、かなりのお客さんで賑わっているとのことですが、一度来店の価値はあるかもしれません！

なぜかというと、端的に美味しいから！

都内にありながらも和を感じさせる店内で、『他の星から』のこと想いながら食べるあんみつはどんな味がするのか。一度味わってみてはどうでしょうか？

既に行ったことのある方は楽曲の主人公になった気持ちになって食べてみると、また違った気持ちで楽しめるかもしれませんね。

『他の星から』が収録されているのは『ガールズルール Type-C』であるというのは、先ほど書いた通りですが、他にも『ガールズルール Type-A』や『ガールズルール Type-B』も魅力的。

特に『扇風機』という曲も『他の星から』に似た独自性のある世界を表現した曲になっているので、『他の星から』が気に入った方はよければ聴いてみることをオススメします！

全Typeに収録されている『世界で一番孤独なLover』も、ファンの間では人気の1曲です。

最近乃木坂46のファンになった方も、初期のグループの楽曲を知る良い機会なのではないでしょうか。

この2曲に関しまして、それぞれまとめた記事へのリンクが以下に貼ってあります。

この機会に是非、ご覧になってみてくださいね。