デビュー25周年!ウルフルズ
今や数えきれないほど存在する日本のバンドグループ。
その中で一際個性を放っているバンドとしても知られているウルフルズは、ボーカルのトータス松本を筆頭にギターのウルフルケイスケ、ベースのジョン・B・チョッパー、ドラムスのサンコンJr.の4人から成るバンドグループです。
1992年5月に、シングル『やぶれかぶれ』をひっさげてデビューを果たしました。
デビューをしてから年2枚ほどシングルをリリースしていましたがヒットには恵まれず、なかなか目が出ない日が続いています。
しかし1995年12月リリースのシングル、『ガッツだぜ!!』が大ヒット。
前向きなタイトルと往年のディスコサウンドを取り入れたキャッチーなサウンドが大いにウケて、オリコンでも週間ランキングで6位をマークしたほどでした。
その後も大阪弁を駆使した歌詞を取り入れた楽曲をリリースし、日本のトップバンドグループとして現在もさまざまな場で活躍しています。
ウルフルズの魅力とは
ウルフルズは個性的なバンドグループとして一際異彩を放っていますが、魅力をたくさん持ち合わせたアーティストでもあります。
そんな魅力の一つは、ボーカルであるトータス松本のソウルフルな歌声にあります。
バンドサウンドの肝でもあるボーカルは、グループの印象も大きく左右されるもの。
トータス松本のボーカルはファンキーでソウルフルな質感があり、迫力のあるサウンドに仕上げています。
そこにウルフルズの疾走感のあるサウンドで、パワフルさもアップ。
各楽曲の歌詞も前向きで分かりやすいものが多く、聴く人にダイレクトにメッセージが伝わるのも魅力です。
デビュー25周年記念のアルバムリリースも順調!
1992年にデビューしたウルフルズも、2017年でめでたく25周年を迎えました。
そんなデビュー25周年を記念したアルバムが、2017年5月にリリースしたばかり。
タイトルも『人生』で、シンプルで分かりやすいのが特徴です。
アルバムの収録曲は全14曲で、初回限定盤には映像特典のDVDも付属。
2016年のツアーライブ、『OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る! 2016ヤッサ! 20年目のバンザイ〜やっててよかった〜』で披露した曲をすべて収録しています。
24枚目のシングル『ええねん』
強い個性と、独特な世界観を表現しているウルフルズ。
そんな彼らが2003年11月にリリースした『ええねん』は、24枚目のシングルとして誕生しました。
同ナンバーは、一旦は脱退したベースのジョン・B・チョッパー復帰後初のシングル。
ウルフルズらしいスピード感のあるサウンドに、コテコテの大阪弁をしっかり入れつつ分かりやすいメッセージを込めた『ええねん』はヒットナンバーの一つでもあります。
しかも『ええねん』はTV番組などにも使われることが多く、数多くの番組の主題歌やエンディングテーマとしてタイアップにも選ばれています。
タイトルの「ええねん」とは?
楽曲タイトルの『ええねん』は標準語の「いいです」や「いいんだよ」と言った、肯定を表す大阪弁の一つ。
ここから見て取れるように、シングル『ええねん』は全体的に前向きな歌だというのが分かります。
失敗や失恋で落ち込んでも「別にいいんだよ」というのが、タイトルからも伝わってくるナンバーです。
スピード感のあるサウンド
シングル『ええねん』の魅力の一つでもあるサウンド。
楽曲のスタートからギターサウンドとドラムサウンドの効いた、スピード感のあるサウンドが特徴です。
そこにシンプルな歌詞とトータス松本のファンキーな歌声が絶妙にマッチし、ウルフルズらしい楽曲に仕上げています。