【MONKEY MAJIK × 岡崎体育/留学生】歌詞の意味を和訳&解説！本当は英語でどんな意味？

ついでなので岡崎体育のラップパートも見ておきましょう。

某凄腕バトルMCに「本物のスキルを持つ男」と称されたこともある岡崎体育。

能ある鷹は爪を隠す、とは彼のことをいうのでしょう。

日本の一般的な住宅で過ごしてきたであろう『留学生』。

欧米の建築様式ではバスルームにあるのはトイレとシャワーです。

「湯舟に浸かりたい...」

外国に住んだことのある日本人が必ず陥る悩みがこれです。

そして本格的なラップパートに突入します。

まくしたてるような圧巻のライミングがファンキーな演奏と相まって気持ちいい！

しかしその内容は留学先でのくじけそうになった心の内です。

『留学生』の目的はあくまでも勉学にあります。

対照的に留学先の夜の街はあまりにも煌びやかで...彼の心は揺れ動くのです。

「遊びに行っちゃおうかな？」

しかし内向的な彼は自身の英会話スキルに不安を覚え中々夜の街に踏み出すことができません。

『留学生』のMVでは最後に岡崎体育はダンスパーティに乱入します。

そこで繰り広げられる乱痴気騒ぎ。

これこそMVの冒頭、メイナード＆ブレイズが懐かしんでいた光景です。

MONKEY MAJIKの奏でる陽気な演奏、アルコールも加わり『留学生』は弾けます。

歌の意味は分からない！それでも日本には誇るべき「空耳」文化があるのです。

耳に入った音感を自身の内面の叫びに変換した結果がこの日本語詞だったのでしょう。

「コーヒーはもういい！味噌汁を飲ませろ！」

その心からの叫びにMONKEY MAJIKも、その場にいたお客さんも感動します。

そして例のごとく楽しい夜を過ごしたというのが『留学生』の顛末でした。

奇跡の名曲『留学生』を収録しているのは2019年3月リリースのアルバム『COLLABOLATED』です。

コラボレーション曲のみで構成されたこの作品には実に多彩なゲストが名を連ねています。

サンドウィッチマンとタッグを組み、YouTubeで話題沸騰の『ウマーベラス』。

気鋭のアーティストSIRUPとの『Million Stars』など聴きどころに溢れたアルバムに仕上がっています。

中でも多くのファンを唸らせたのが90年代のあの名曲のカバー。

『クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-』です。

稲垣潤一＆GAGLEという意外な組み合わせに驚いた方も多いでしょう。

実はこの3者は同じ宮城県出身という共通項があったのです。

アレンジも素晴らしいですが一期一会という出会いの大切さを身に沁みることのできるコラボレーション。

そして名曲は時代を超えて受け継がれるということを改めて感じさせてくれました。