「Headlight」はこうして生まれた

【Headlight/MONKEY MAJIK】震災後、勇気と感動をくれた歌詞をフルで紹介!PVも♪の画像

皆さんもご存知の通り、MONKEY MAJIKメンバーは4人。

カナダ出身の兄弟・Maynard(Vo,G)&Blaise(Vo,G.)、日本出身のtax(Dr)&DICK(B)で構成されています。

兄のMaynardさんはALTとして青森県に来日。

父親がプロミュージシャンだったことも影響したのでしょうか、来日から3年後にアマチュアバンドを組みます。

その音楽を現在の所属事務所に評価され、Maynardさんは当時のメンバーとともに宮城県仙台市へ移住。

このとき、カナダで活動していた弟・Blaiseを日本へ呼びよせました。

taxとDICKが加わって現在の4人体制となったのは、この後のインディーズ時代。

2006年には「fly」でメジャーデビュー、翌月には「Around The World」が大ヒットし、MONKEY MAJIKはビッグネームの仲間入りを果たしました。

絶賛活動中の現在も、4人は仙台市に住んでいます

東日本大震災でメンバーも被災

仙台市といえば、2011年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を被った地域の1つでもあります。

MONKEY MAJIKメンバーも、この地震によって計り知れないほどの被害を受けました。

当時、被災を免れたファンは4人の安否を心配していましたが、それぞれのTwitterで無事が報告。

3月14日付けでオフィシャルサイトに公開された情報には、スタッフ含め全員無事という報告がされました。

しかしこのとき、MONKEY MAJIKのメンバーはその日を生きることに必死だったと言います。

メンバーが被害地域の清掃などボランティアに参加したというニュースは多くの人々が知るところとなりましたが、そもそも音楽をできる状況ではなかったのです。

東日本大震災復興プロジェクト「SEND愛」

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そんなMONKEY MAJIKのメンバーを再び音楽の世界へ駆り立てたものの1つが、東日本大震災復興プロジェクト「SEND愛」でした。

「愛を贈る」と名付けられたこのプロジェクトでは、2011年7月、第1弾として大阪でチャリティーライブを開催。

チケット売上金12,862,000円を、すべて義援金として宮城県庁へ寄付しました。

同年10月、翌年12月にも「SEND愛」チャリティーライブを開催しています。

そんな苦しい時代の中、人々の心を救い続ける楽曲「Headlight」が誕生したのです。

2つの「Headlight」PVとは

こちらが、2011年10月13日に公開された「Headlight」のMV(ショートバージョン)です。

本曲はMONKEY MAJIKが「テレビ朝日東北笑顔プロジェクトインフォマーシャル」へ提供した楽曲

そのインフォマーシャルは、MVの公開に先駆けて2011年8月に公開されていました。

MV内でおじいちゃんが見ているスライドの写真。

これらはインフォマーシャルに使用されていた写真でもあります。

もう1つの「Headlight」PV

2012年3月7日、「Headlight」も収録されているアルバム『Somewhere Out There』のリリースに合わせて公開されたPVがこちらです。

家の外壁ほど強固な箱の中に閉じこもる男の子救おうとしている友人たちの姿が描かれており、観る人に勇気と感動を与えました。

「Headlight」の歌詞を和訳とともに紹介

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こちらでは「Headlight」の全歌詞和訳付きでご紹介します。

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