この場所がどこだろうと見上げれば瞬く星
その下で君を思えば 悪くない夜になる
不安を数えた指に温もりが灯る
信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい?
見渡す限りの荒野で 行き先を示すもの
胸に抱いて歩いていこう 世界がわずかに輝く
出典: 瞬く星の下で/作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一
アニメバージョンでは、1番の歌詞とラストサビ前の歌詞がつながるような構成になっていますので、通常バージョンも同じ並びにしてみます。
遠く離れた大切な人を思うことで勇気が湧いてくる、そんな歌詞になっていますね。このままでも、十分「マギ」の世界観には合っていると思います。
信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい?
見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの
胸に抱いて歩いていこう 世界が微笑む
この場所がどこだろうと見上げれば瞬く星
その下で君を思えば 悪くない夜になる
冷たい胸に灯がともる
出典: 瞬く星の下で/作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一
では、アニメバージョンを見てみましょう。歌詞はほとんど変わりませんが、微妙に言葉を換えてあるところもあります。
晴一さんが原作を読み、よりアニメに沿わせるように歌詞を変えたそうですよ。
「世界が微笑む」というのが、なんとなく「マギ」っぽいですね。世界を変えようとするアラジンやアリババの前には、数え切れない困難が襲いかかります。
世界の陰謀や、信じていた人の裏切り、疑心暗鬼などもありますからね。そんな中で、最終回で迎えた世界は、たしかに彼らに微笑みかけていたようにも思えます。
また、瞬く星の下で君を思うのは、互いの目的のために離れて行動することもあるけれど、いつでもお互いを思っているアラジンとアリババの関係性にもつながります。
離れていても、互いが頑張っていることを思ったら、そしていつか再会して、一緒に夢を叶えることを思えば、胸が温かくなり、前を向くことができます。
そんな、2人の絆が上手く表現されているような気がしました。
まとめ
いかがだったでしょうか?「瞬く星の下で」は、通常バージョンとアニメバージョンで歌詞が違います。
アニメバージョンはTVサイズなので短いですが、短い中にアニメの世界がギュッと詰まっていますよ。
どちらも聴くことで見えてくるものも違います。その違いを楽しむのが、この楽曲の醍醐味ではないでしょうか。
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